2022年 中国 全40話 
ホームドラマチャンネルで視聴しました
久しぶりに血沸き肉躍る傑作に出会えました
武侠ものらしく、たくさんの武芸者がそれぞれの必殺技と共に出てくるわ出てくるわ
最高に楽しかったです
ほとんどの中国ドラマが月～金で一挙放送される中、週2話とゆっくりのペースでの鑑賞でしたが、それがまたほどよく楽しめたかなと思います
美男美女が山ほど出て来て大サービスなのも歓喜の極み
特にやっぱり蕭瑟(蕭楚河)役のリー・ホンイーさんが素敵でハマりました
「高潔なあなた」で一度見て、仮面を外された時の美しいお顔にノックアウトでしたが、本作では主役ということもあり、よりオーラがすごいです
佇まいの品の良さもより美しさを際立たせてると思います
性格がかなり天邪鬼で口が悪いというのもまた楽し
アクションシーンや特撮もすごくて、変身物の好きな子供たちにも見てもらいたいなぁと個人的には思いました
老若男女問わず文句なく楽しめるファンタジー時代劇
超おすすめです
あらすじと登場人物
北離の皇帝・明徳帝の第6皇子蕭楚河は聡明で文武に優れ、明徳帝の一番の後継者と目されていた
しかし、明徳帝が実弟の琅琊王を反逆罪で処刑すると聞き、
尊敬する叔父である琅琊王の無実を訴えた蕭楚河は、父明徳帝から勘当され平民の身に落とされて城を追われる
挙句は城を出た際奇襲に合い、武功をも失った蕭楚河は、それから四年、今は雪山の中にポツンと立つ「雪落山荘」という宿の主人となり名を蕭瑟と改め、現在に至っている
蕭瑟(蕭楚河)/リー・ホンイー
頭脳明晰で博識
武功を失ったが軽功の技は健在
正義感は強いのに負けず嫌いが災いしてか
天邪鬼で口が悪い
しかしなぜか人望がある
着るものにうるさく美意識高し
その閑散とした「雪落山荘」に一人の若者が足を踏み入れる
身なりの良さからどこぞの若様の武者修行かと思しきも、注文したのは具なしの麺と酒1本
そこへ怪しげな輩の一団が入って来て、金を出せと刀を振りかざす
止めに入ったのは先ほどの若者
恐ろしく腕がたち、輩を撃退するも、部屋中がボロボロに
雷無桀と名乗る若者に百両の修理費を求める蕭瑟だったが、持ち合わせのない若者に結局借金取りとして同行することに
雷無桀/アオ・ルイボン
爆薬を得意とする雷家の御曹司
のちに天啓四守護の内の青龍使として
蕭瑟を守る立場に
単純無垢な汚れ無き少年剣士
蕭瑟からは愛情をこめてぼんくらと言われている
のちに無桀が蕭瑟に尋ねる
あの時の出会いは偶然だったのか、それとも必然だったのかと
蕭瑟は言った
出会いは偶然だったが、必然でもあったと・・
この二人の必然の出会いから、この物語はスタートする
４年間身を潜めていた蕭瑟が行動を起こすということは、おのずと父である皇帝にも報が入るし、次期後継者争いの火蓋が切って落とされることを意味することを、蕭瑟は無論承知していた
そしてもう一つの必然として、その後二人は美しくも最強の僧侶、無心との運命の出会いを遂げる
無心・葉安世/リウ・シュエイー
天外天若宗主・17才
寒水寺の大師の元で11年間の人質生活を経ている
並外れた武功を持ち皆から恐れられる存在
そのせいか17才にはとても見えないけど
クールなようで蕭瑟と無桀への信頼の情は
海よりも深い
三人の出会いが実現した後、果たしてその行く手にはどんな物語が待ち受けているのだろうか
ここからは、他の主要な登場人物のご紹介
まずは江湖の人たちとして、雪月城の一番弟子で三人が兄貴分と慕う、正義の人、唐漣
唐漣/リー・シンゾー
律儀で純真で腕もたつ頼りになる兄貴分
ほんと良い人
良い人過ぎて涙
唐漣の妹弟子で、雪月城主の娘、司空千落
司空千落/リン・ボーヤン
口より先に槍を振り回すお転婆娘
天啓四守護の内、朱雀使として蕭瑟と共に戦う
蕭瑟への想いを隠し切れない
雷無桀の姉で雪月剣仙と恐れられる剣仙、李寒衣
李寒衣/チャン・ウェイナー
李寒衣の想い人、趙玉真
この二人の淡く切ない恋物語、すごく好きでした
趙玉真/ツァオ・ユーチェン
無双城の新城主・無双 正真正銘少年剣士
無双/ドンリー・ウーヨゥ
無数の剣を自由に操る天才剣士
自信家だが身の程をわきまえていて賢い子
葉大将軍の娘、葉若依
葉若依/ダイ・イェンニー
病弱ながら策略に長ける聡明さを持つ
蕭瑟とは幼馴染
蕭瑟の右腕として策を講じる
無桀に思いを寄せられるうちに
相思相愛の仲に
こちら蕭瑟や無心にあからさまに敵意を向ける、王座を狙うためには手段を選ばない第7皇子、赤王・蕭羽
赤王・蕭羽/ドン・カイ
忘れてましたが、この方も長風渡に出てました
同じくどうしようもない悪役でござったが
今回も最低な皇子役
無心とは異父兄弟
そして、蕭瑟の敵か味方か謎の第2皇子白王・蕭崇
白王・蕭崇/ファン・ジンウェイ
幼少期、蕭瑟が食するはずだった菓子を食べたが故に
視力を失った過去があり
蕭瑟の負い目となっている
赤王のようにあくどいことには手を出さないが
後継者争いの渦中にある
ほかに暗河とか大鑑たちとか赤王の手先とかがうようよ煩わしいくらい出てきます
以上、ザッと主要人物のご紹介でした
このように美男美女がズラッと登場しますので、見ていて幸せな気分になれます
俳優さんたちみなパーフェクト
アニメやゲームの世界から抜け出てきたような皆さんで、実にお美しい
一番はやはり蕭瑟役のリー・ホンイーさん
いやもうほんと美しいのなんのって
おまけに強いし賢いしかっこいいし
皇帝の椅子に座ってみて一言
「つまらん・・」には笑いました
あと「長風渡」や「瑠璃」ではお気の毒な悪役だったリウ・シュエイーさんが、今回ぶっちぎりのかっこいい役で、ほんと素敵でした
こんなにお美しい方にはやはり悪役より正義の味方がお似合いです
アクションシーンもすごく迫力満点でした
どうやって撮影されたのかなと思うところが多々ありました
脚本を原作者の方が書かれたそうですが、やはり脚本がよく出来ていて、展開がスピーディで飽きることなく面白く最後まで見れました
続編ができるとかお聞きしましたが、ぜひ同じメンバーでお願いしたいです
今年の最後に自信満々でおすすめできる作品に出会えて嬉しいです
超おすすめです
画像お借りしています