2022年 韓国 全12話
ディズニープラスにて視聴しました
強引で軽薄なやり手女弁護士が、正義感が強く権力に決しておもねることのないある一人の弁護士と出会い、人間らしく変わっていく物語
ロマンス色は極薄です
法廷ものというより復讐ものミステリー
ミステリーとしてもよく出来ていて面白かったです
あらすじと登場人物
ヒロインは、最大手弁護士事務所である「チャンサン」に勤めるエリート女性弁護士、ノ・チャッキ
ノ・チャッキ/チョン・リョウォン
決して負ける裁判はしない、全てが計算ずくの切れ者で、魔王と陰口を叩かれているが、全く気にも留めてはいない
そんな仕事のできるチャッキの後ろ盾になっているのが、チャンサンの会長チャン・ギド
チャン・ギド/チョン・ジニョン
チャッキは目標としていたチャンサンのパートナー弁護士になる日も近いある日、初めて失敗をやらかし、その責任を取らされて、嫌々ながらチャンサンを辞めてとある弁護士事務所で国選弁護士として再出発せざるを得なくなる
順風満帆だったチャッキの弁護士人生がここでピリオドとなるのか
チャッキは何が何でもまたチャンサンに戻るとギドに告げて、指示されて向かった先は田舎の古ぼけた国選弁護専門弁護士事務所だった
そこには誰よりも優秀な功績を持ちながら、敢えてお金も地位も得られない国選弁護士の道を自ら選んだ変わり者の弁護士がいた
チャ・シベクである
チャ・シベク/イ・ギュヒョン
ブランド物に身を固め、お金にも名誉にもならない国選の仕事はやりたくないのバレバレのチャッキと、生真面目でどこまでも被害者の立場に立ち一生懸命に働くシベクとは、当然気が合うわけがない
顔を合わせればケンカの二人の間で右往左往する事務員のド・ヨンスは気の休まる時がない(コ・ビュピルさん、こういう立ち位置、多いですよね 好きです
)
ド・ヨンス/コ・ギュピル
しかし、ある日チャッキの危ないところをシベクが助けてくれたことから、少しずつ二人の関係に変化が
そしてその時チャッキに嫌がらせをしていた人物が殺され、チャッキのよく知る富裕層の人々が連続して殺されると展開に
チャッキとシベクは事件解明のため、ケンカは絶えないものの、力を合わせて事件の真相を追うことになる
次々と起こる富裕層の連続殺人
その共通点とは
殺人者の腕には古い腕時計が・・
そしてシベクも父親の形見の同じ時計を持っていた・・・
果たしてシベクと事件との関係は・・・
ネタばれ感想と俳優さんについて
ミステリーなので極力ネタバレは避けたいと思います
脚本が上手に種明かししていくので、シベクは犯人じゃないよねとは判っていても、ドキドキして最後まで見ました
主人公のお二人がすごくお似合いで良かったです
チョン・リョウォンさん、「私の名前はキム・サムスン」から20年近く経ちますが、綺麗に自然に年齢を重ねておいでです
変わらないスタイルの良さにはびっくり
ちなみに私はサムスン苦手で、なんでヒジンにせんのかーいと思った派です
いつもサバサバした役が多くて、実際そんな方なのでしょうか
チャッキ役、ほんと上手に演じてらっしゃいました
問題はイ・ギュヒョンさん
あらーどこにこんな素敵な俳優さんが
年齢からみて新人ではないよねと調べてみたら、過去に出演作たくさん見てるのに全く記憶がない
私の眼は節穴でした
こんな素敵な俳優さん見逃していました
演技の上手さはもちろんですが、そこはかとなく色っぽく、佇まいがとても素敵
また気になる男優さんがおひとり増えましたです
しかし、ここにも出てくる悪の黒幕国会議員候補
大統領候補だの市長候補だの国会議員候補だの、韓国ドラマに出てくる黒幕のお約束キャスティングはどうなんですかねー
あと、拷問を仕事とする警察組織があったというのもびっくりしました
軽い場面もありますが、突然重い場面も絡んできます
そのバランスが絶妙なので、面白く一気に見れました
おすすめです
最初はブランドで全身固めていたチャッキでしたが、ラストシーンの弁護士姿はこんなにお地味になっちゃってました
画像お借りしています