2024年 韓国 SBS 全16話
ディズニープラスにて視聴しました
ロマンス色はほぼ皆無
財閥3世の末息子に生まれ、その傲慢な性格と態度で怖いものなしの主人公が、ふとしたきっかけで警察官に登用され、そこで初めて仲間を得、人間的に成長して行く物語
辛い幼少期の過去を引きずっていて、一見傲慢に見えるものの実際は素直で優しく正義感の強い性格と、並み外れた身体能力を持つ破天荒な主人公を、アン・ボヒョンが体当たりで好演しています
とても面白かったです
あらすじと登場人物
主人公の名前は、チン・イス
財閥ハンスグループの末息子だ
チン・イス/アン・ボヒョン
あらゆる格闘技を習得し、退屈しのぎに取った弁護士の資格をも持つが、経営戦略室長というハンスグループでの肩書を持ちながら、父親の会社の仕事には一切関わらず、遊びまわっている放蕩息子
日々刺激を求めては、命がけの警察ごっこをすることが何よりの楽しみだ
イスのお守役、チェ秘書はそんなイスをいつも優しく見守ってくれている一番のイスの味方だ
チェ・ジョンフン/キム・ミョンス
偶然指名手配犯を捕まえてしまったイスは、その騒動鎮圧のため、妙な流れで警察官に登用されることになる
最初は気の進まなかったイスだったが、市長選に立候補している父親のためにもやってみろと兄から進言され、心根の優しいイスは結局はその提案を受け入れる
イスが配属させられた1チームには、生真面目で腕の立つチーム長、イ・ガンヒョンがいた
イ・ガンヒョン/パク・ジヒョン
1チームの他のメンバーは二人
パク・ジュニョンとチェ・ギョンジンという真面目で優秀な刑事たちだ
パク・ジュニョン/カン・サンジュン
チェ・ギョンジン/キム・シンビ
ジュニョンはガンヒョンとは男女を超えた気の置けない友人同士
若いギョンジンを加えた三人のチームワークは抜群で、署内一の検挙率を誇っている
そんな中突然生意気な財閥の御曹司をあてがわれて、ジュニョンとガンヒョンは機嫌が悪い
しかし、チン・イスのSNSのフォロワーでもあるギョンジンは、憧れのチン・イスと一緒に働けることになり、嬉しさを隠しきれない
イスを「アニキ」と呼んでは近付きたがるギョンジンとそれをにらみつけるジュニョンとガンヒョン
そんな風に最初は 何かとぶつかり合っていたが、共に日々事件の究明に当たる内、知らない間に四人は堅い絆で結ばれて行く
財閥の御曹司というのでイスを毛嫌いしていたジュニョンとガンヒョンだったが、イスは意外と真面目で音を上げない
頭の回転も良くて、財閥の立場をうまく使って捜査を捗らせてくれ、1チームにとってありがたい存在となっていく
これまで孤独だった主人公が初めて経験する、仲間という嬉しい存在、そして共に働く喜び
他の三人も、財閥の御曹司で苦労知らずのボンボンと思っていたイスが、大きな重荷を背負ってここまで生きて来たことも少しずつ理解するようになる
しかしある時イスの実家が事件の渦中となり、捜査が進むにつれイスの家の隠された事実が明らかにされて行き、イスは辛い現実にさらされることになる
果たしてイスの家の隠された事実とは・・・・
他の重要な登場人物は下記の皆さんです
ハンスグループ会長で、市長選に立候補したイスの父チン・ミョンチョル
チン・ミョンチョル/チャン・ヒョンソン
その妻チョ・ヒジャ
チョ・ヒジャ/チョン・ヘジン
ヒジャの一人息子、イスの義兄チン・スンジュ
チン・スンジュ/クァク・シヤン
イ・ガンヒョンの父で元刑事のイ・ヒョンジュン
イ・ヒョンジュン/クォン・ヘヒョ
その妻コ・ミスク
コ・ミスク/ユン・ユソン
感想と俳優さんについて
脚本が素晴らしく、最後までグイグイと引っ張られて一気見しました
ほんと面白かったです
続編は決まっているようなので、またこの1チームの四人の活躍が見れるのを今から楽しみにしています
アン・ボヒョンさんはほんとどんな役をされても上手い!!
これまで裏切られた試しがありません
身体能力が半端無いので、アクションもキレキレですし
アン・ボヒョンさんの作品にハズレ無し
チーム長役のパク・ジヒョンさんは、ほとんどスッピンですがお美しい
アクションも素晴らしい
二人は今のところ何となくお互いに気になる存在
続編では恋人同士に発展するや否や、楽しみにしたいです
気の毒この上ない身の上のイスでしたが、ガンヒョンの両親がとても優しくイスに接してくれて、良かったです
お婿さん候補としてもう受け入れ態勢万全?
ストーリーは謎解きの事件ものとしても、ホームドラマとしても、よく出来た作品だと思います
ディズニープラスのみの配信というのが難点ですが、機会があればぜひ見て頂いてご損はありません
おススメです
画像お借りしています