- 2022年 中国 全40話
- BDにて視聴しました
- 名家の出ながら父の所業が原因で賤民に落とされるも、前向きに生きて来た一人の女性と、生き閻魔と呼ばれるほどの容赦ない追及で知られる皇城司(秘密警察)の指揮使との大人の恋の物語
- 敵が多く命の危険と絶えず向き合いながらも、いつも相手を想い自らを戒める、品性あふれる二人の気高い姿に心打たれます
- しかも、自己の利より広い心で弱い立場の人々のためを思って行動するヒロインのなんと潔いことでしょう
- そんなヒロインの周りには当然後押しする人たちが出て来ますが、中でも旧知の親友二人との友情はほんと温かくて美しくて最高です
- ヒロイン趙盼児役のリウ・イーフェイさんのお美しい事
- そのお相手顧千帆役のチェン・シャオさんの素敵な事
- これ以上の配役は無いと思いました
- 新年早々素晴らしい作品に出会えて幸せです
- 録画したBD貸してくれた友に感謝です
あらすじと登場人物
- ヒロインは抗州・銭塘で茶房を一人営む趙盼児
- 趙盼児/リウ・イーフェイ
- 盼児の茶房は、8年来のお隣さんで仲良しの孫三娘の美味しいお菓子と共にこの地一番の評判の良さを誇り、客足が絶えない
- 孫三娘/リウ・イエン
- 二人の店に入って来たこの男、北宋の都東京から来た皇城司(国の秘密警察機関)を率いる顧千帆
- 顧千帆/チャン・シャオ
- 皇帝からの寵愛を受ける皇后は皇帝の陰で政治的な事にも口を出すしっかり者で、そこも皇帝からの大いなる信頼を受ける所以だった
- しかし、反皇后派の清流派の手先が皇后に不利な証拠となる絵画「夜宴図」の存在を知り、その絵を手に入れようとここ銭塘にやって来ることを知った顧千帆は、彼等より先に「夜宴図」を持ち帰るよう上司雷敬からの命を受けて、この地に赴いたと言うわけだ
- やがて趙盼児の茶房で突然役人たちと賊たちの乱闘騒ぎが始まる
- 賊たちに恐れもせず向かって行く趙盼児と孫三娘の様子を面白そうに見ていた顧千帆だったが、趙盼児の危機を見て助けに入る
- お陰で騒ぎは集結したが、顧千帆が皇城司だと知った趙盼児は態度を一変、命の恩人に冷たい態度を向けてしまう
- 無理もない
- 官吏の娘として何不自由なく育った趙盼児であったが、民たちを助けるために独断で兵を出した罪により追われることになった父親を捕まえに屋敷に来たのが皇城司だったからだ
- 9歳で官奴婢となり賤民の身に落された趙盼児は、杭州楽営の楽妓となり、16歳で太守の温情により良民となり24歳の今に至っている
- だが趙盼児にも希望があった
- 3年間面倒を見続けた婚約者が今年こそ科挙に受かって晴れて結婚できる日がそこまで来ていたのだ
- しかし趙盼児は婚約者の裏切りを知る
- 科挙で探花(全体3位)という優秀な成績を収めた婚約者欧陽旭は
- 高観察の息女との婚約が整ったから、自分との婚約は破棄するという連絡を趙盼児に寄こして来たのだ
- 欧陽旭/シュー・ハイチャオ
- 事の次第を確かめるため、欧陽旭のいる東京に向かう船に乗った趙盼児は、その船の中でまた顧千帆と再会する
- そこでもまた趙盼児を助けてくれた顧千帆に対して、趙盼児はわだかまりを捨て友となる
- ここからは舞台が華やかな都東京へと移る
- 花の都東京で商売を始めた趙盼児と孫三娘は、妹分の琵琶の名手宋引章と女三人力を合わせて、強力な商売敵の横槍を浴びながらも、諦めることなく全力を尽くして行く
- 宋引章/リン・ユン
- 欧陽旭の本心は?
- 「夜宴図」を巡る皇后派と清流派の結末は?
- 果たして黒幕は誰なのか?
- そしてお互いにその潔さや聡明さに魅かれ始め友人関係となった趙盼児と顧千帆の思いは、どう発展して行くのか?
- 皇后と清流派の争いの渦中、顧千帆の複雑な家族関係も交えつつ、
- かくして物語は波乱の展開へと向かって行く
ネタバレ感想と俳優さんについて
- ヒロインが賢いです
- 潔いです
- カッコ良いです
- しかもこの上なく美しいです
- 何度も痛い目に会いますが、趙盼児はめげません
- 聡明で度胸もありしっかりした女性ではありますが、顧千帆の前ではただの恋する一人の女
になるところが可愛いです
- 顧千帆にしても一緒です
- 自分の命はおかまいなし
- ひたすら趙盼児のために奔走します
- 二人の思いの一途さに胸キュンです
- それにしても顧千帆、仕事柄とは言えケガしまくりで、いつも生死の境を彷徨ってて可哀想
- ★本作で好きだったキャラクター★
- 名家池家の主人で当地の商業界のドン、蟠
- 池蟠/ダイ・シュー
- わがままでやりたい放題の男だが、根は良い奴
- いつも怒り倒されている配下の者たちからも結構慕われていたりするのもその可愛げのあるところに違いない
- 難しい役と見ました
- さすがダイ・シューさん、行き届いた役作りと思いました
- あの「バーニング・アイス」の時とは別人のような役でしたが、久しぶりにダイ・シューさん見れて嬉しかったです
- 振られてばっかりでしたが、宋引章への思いは届きますように
- 趙盼児を誰よりも理解する孫三娘は、本当に気持の良い女性で大好きです
- 裏表の無さ、天下一品
- 宋引章は最初はわがままで身勝手な部分も見られましたが、趙盼児と孫三娘がいかに自分を思ってくれているかを理解できてからは、頑張って独り立ちして行く健気な女の子になってくれました
- 演じたリン・ユンさん、ほんと美しい方で見とれました
- ★嫌いだったキャラクター★
- やっぱり一番は欧陽旭でしょう
- 人間ここまで墜ちて行くのね~~
- 自分のやってることは棚に上げて、他人のせいにしてばかり
- ほんと卑怯な最低な奴でした
- 良い人だと思ってた沈如琢もとんでもない食わせ物で、これまたびっくり
- 沈如琢/クリス・スン
- 最後に顧千帆役のチャン・シャオさん
- ほんとカッコ良かったです
- セットも衣装も行き届いていて、お金かかってます
- アクションシーンもすごいです
- OSTもとても素敵です
- 見所いっぱいの素晴らしいドラマです
- チャンネル銀河で3月から放送が始まります
- 視聴可能な方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひご覧頂きたいです
- 心からお勧めします
- もうウットリ
お美しいリウ・イーフェイさん
- 画像お借りしています