「ナビレラ~それでも蝶は舞う」

2021年 韓国 tvN 全12話 ハートハートハートハートハート

:原作: ウェブ漫画「ナビレラ」

Netflixにて視聴しました

 

 

びっくりネタバレ満載ですびっくり

 

第1話からしみじみと胸に響いた珠玉作キラキラ

毎回涙と共に全12話、更新を心待ちにして見せてもらいました

本国の放送とほぼ同時のタイミングで見せて下さったNetflixさん、

たくさんの感動をありがとうございましたお願い

 

 

このドラマの主人公はあるお爺さんと、若いバレエダンサーの男性二人です

何の縁も無かった二人にバレエを通して交流が始まり、強い絆で結ばれていき、それぞれの周囲に少なくない影響を与えて行きます

その歩みは本人たちと周りの人たちにとって、幸せへの道しるべとなるのでした

 

 

40年間勤勉に郵便配達員として働き、今は静かな老後を過ごしている真面目で前向きな70歳、シム・ドクチョル

彼には少々独断的だがしっかり者で家族思いの妻と、三人の子供と一人の孫娘がいる

シム・ドクチュル/パク・イナン

 

最近友人の葬式に参列する事が多くなったドクチョルは、「今の内にやりたい事をやれ。」と言い残して死んで行った友人の言葉に、ふと昔から好きだったバレエへの憧れが心に甦る

 

家の事情でバレエを習う事は許されなかったが、大人になってバレエの公演を観劇した時のチケットは、今も大切に机の中にしまっているドクチュルだった

 

友人の葬式の帰り道、流れて来た音楽に導かれるようにある部屋を覗き見ると、一人の青年がバレエを踊っている様子が見える

 

部屋には光が差し込み、その中を蝶のように舞う青年の姿を、ドクチョルは吸い寄せられるように見入った

 

 

イ・チェロク/ ソン・ガン

 

練習中の若きバレエダンサーの名はイ・チェロク、23歳

 

高校のサッカー部監督の父を持ち、そのスパルタ教育から逃れられずずっとサッカーをしていたが、サッカーを辞めた後にバレエに興味を持つようになり、今の指導者スンジュに見いだされる

本格的にバレエを始めてまだ四年という変わり種だ

 

バレエを始めて一年で舞踏院に合格するほどの才能を持つチェロクだが、大事なコンクールを控えているのに最近は精彩を欠いた踊りになっていて、スンジュの心配の種であった

 

元パリ・オペラ座バレエ団首席ダンサーでチェロクの師スンジュ

/キム・テフン

 

チェロクは高校の時父の暴力による指導が元でサッカー部が廃部となった辛い経験を持つ

その父は告発されて刑務所へ

最近出所して来たが、父はチェロクに会うことなく後輩の紹介で遠方のとある小学校の用務員の仕事に向った

母はすでに亡くなっている

 

チェロクの父 イ・ムヨン/チョ・ソンハ

 

そんな家庭の事情を抱えているためか、チェロクには少々つっけんどんな所はあるが、忍耐強く優しい性格も垣間見られる

 

チェロクのスランプは続き今は舞踏院を離れてスンジュの個人のスタジオで無料で練習させてもらっている

 

ドクチュルはそこでチェロクを見つけた

 

バレエを踊りたい

白鳥の湖の舞台に出たい

 

その思いを捨てきれないドクチョルは、チェロクの練習するスタジオを再度訪れると、スンジュにバレエを習いたいと直訴するのだった

 

もしかしたら行き詰ったチェロクの突破口にこのおじいさんがなるかも知れない

 

スンジュは、チェロクに「お前がおじいさんの先生になれ。」と指示を与え、ドクチュルには「これからはマネージャーとして、チェロクの食事の管理やスケジュールの把握もお願いします。」と指示を出す

 

降ってわいた災難に仰天するチェロクガーン

喜びに飛び上がる思いのドクチュル爆  笑

 

「こんなじいさんにバレエが踊れるようになるかよ。」と内心思うチェロクは、1週間の間にこのポーズで1分間立てるようになっていたら教えましょうと、かなり無茶な宿題を出す

 

しかしドクチュルは負けない!!

 

筋肉痛もなんのその、妻に隠れてただひたすら練習に励んだドクチュルは、一週間後見事その課題を根性でやってのける((びっくり))

 

ドクチュルはチェロクの指導の下、ついに念願のバレエを始めることになる

 

 

最初はウザいばかりのドクチュルの存在だったが、ある事をきっかけに二人の仲は急速に近くなる

 

それは臨時の中華料理屋のバイトで行った出前先のビリヤード場でのことだ

そこにはサッカー部で一緒だったホボムが嫌がらせをしようとチェロクを待ち受けていた

 

ホボム/キム・グオン

 

ホボムは、ケガのために選抜から外され、挙句はサッカー部の廃部によりサッカー選手への道を失い、今は仲間たちとうろつき歩くぐうたらな毎日を送っている

チェロクのバイト先のイタリアン料理店にも嫌がらせに来ていたが、今度は出前を取ってまたチェロクに嫌がらせをする魂胆だ

 

「全てお前の父親のせいだ。お前だけ幸せになろうと思うな。」と

バレエに打ち込んでいるチェロクを貶める

 

そしてここでバレエを踊れと茶化すホボムの前にドクチュルが現れる

 

チェロクは君に侮辱されるような人じゃない

彼を苦しめるな

彼は大きく羽ばたく人なんだ

 

一生懸命自分の事を庇ってくれるドクチュルの言葉に、心を揺さぶられるチェロク

 

立ち去る二人に、「誰が羽ばたかせるものか。」と、うそぶくホボム

 

雨に濡れたチェロクは熱を出す

心配したドクチュルは薬を買って来て、アワビ粥を作り、冷蔵庫にいっぱいの食料を入れて、メモをいっぱい貼り付けて心配しながら家路に着く

ドクチュルの優しさが胸に染みるチェロク

 

そんな頃、それまでなんとか妻に内緒でバレエを続けていたドクチュルだったが、ついに妻ヘナムにバレる日が来た

 

ドクチュルの妻ヘナム/ナ・ムニ

 

妻は烈火のごとく怒った

なんでバレエなの?

登山や映画で良いじゃないの

みっともないからバレエなんてやめてちょうだい

 

息子や娘の反対にも合い、バレエを諦めかけたドクチュルだったが、元気の無いドクチュルを見るに見かねたヘナムは、土壇場でドクチュルの味方に回ってくれる

 

やりたいんでしょ

やっていいわよ

怪我しても知らないわよ

 

その時以来ヘナムはドクチュルの一番の理解者となり、チュロクを可愛がりご飯を食べさせてくれる

 

ヘナムの作ってくれた温かいご飯を食べながら、コンクールの一次の結果待ちで落ち着かないチェロクに、ドクチュルがその血の滲んだ足を見て言葉を掛ける

 

こんなに頑張っているんだからうまく行くよ

チェロク、自分を信じてやってみろ

 

お父さんには連絡したか?

息子じゃないか

父親じゃないか

 

その帰り道コンクールの一次通過のメールが入る

 

勇気を出して父に電話でコンクールに出ると伝えるチェロク

 

アパートに帰ると、チェロクの帰りを待っていたホボムがいた

そして言い争っていて大ケガをしてしまうチュロク

 

追いかけて来たドクチュルにホボムは「訴えるのか!」と食って掛かる

ドクチュルはホボムに言う

 

気持ちはわかる

俺もそうだった

友達から慰められるのが嫌だった

心が貧しかったからだ

 

羽ばたけない君だって悪いんだ

君も羽ばたける

だから踏み止まれ

 

ホボムの目から涙が溢れた

 

ホボムはその時以来少しずつ変化を見せるようになる

 

チェロクのケガの回復は順調だったが、コンクールには間に合わなかった

スンジュの忠告を受け入れて、チェロクは次のコンクールへの挑戦を決める

 

そしてスンジュはチェロクとドクチュルをスンジュの元妻ソリが主宰するキム・フンシクバレエ団の練習場に連れて行く

 

そこでたくさんの人たちの踊る様子を見たドクチュルはワクワクが止まらない

そしてスンジュの進言でドクチュルは皆の前で演技を披露することになる

 

いきなりの誘いなのに尻込みせずやろうとするのがドクチュルの素晴らしさグッ

まだ習い始めて半年足らずでできる事は少ないけど、精一杯がんばるドクチュル

最後の挨拶も胸を張って、バシッと決まってドクチュルかっこいいキラキラ

 

そんなドクチュルの姿を見て嬉しい思いのチェロクは、ロッカーでドクチュルが忘れて行ったノートを見つける

 

何の気無しにノートを繰っていくと、ドクチュルの写真が貼ってある

 

ノートに写真まで・・と笑いながら連絡先の記載等を見て行くと、最後の行に書かれた文章が目に飛び込んで来た

 

「私はアルツハイマーだ。」

 

 

 

そうだったのか・・。

何をやりたいかもわからなくなる前に・・と言っていたのは病気のことだったんだ

几帳面にノートを取る人だなと思ったけど、病院の医師の指示だったんだ

 

その後病気の進行により、何度か急に意識がぼーっとなってわからなくなってしまうドクチュルを、チェロクは必死で守ろうとする

 

ホボムからドクチュルがずっとぼーっと立ったままでいると知らされ駆け付けたチェロクは、雪のちらつく中で必死で踊り続ける

 

やっと我に返ったドクチュルがその声を絞り出す

 

チェロク・・・汗

 

このシーン、素晴らしく美しかったです笑い泣き

 

 

最後までやり遂げたいと言うドクチュルの意志を知るチェロクは、病気の事には触れないまま、キム・フンシクバレエ団の公演の舞台にドクチュルを出してほしいとスンジュに懇願する

 

最初はまだそのレベルでは無いと反対したスンジュだったが、オーディションに勝ち抜くのを条件で許可する

 

そしてドクチュルは見事オーディションを経て、バレエ団の公演で初舞台を踏むことになる

 

今までとは違って練習の強度を上げて行かないと

音楽が流れたら自然と体が動くよう体で覚えさせようとするチェロク

 

そしていよいよ公演日

 

前日から少し様子がおかしかったドクチュルだったが、朝起こしに来たヘナムに「どなたですか?」と声をかける

 

ヘナムと次男ソングァンは絶句する

今日は大事な公演日なのに・・

 

練習場に連れて行ったら思い出すかもしれない

二人はドクチュルを練習場に連れて行く

 

ドクチュルは次第に落ち着きを取り戻し、記憶が甦って来る

 

チェロク、私の先生・・・

 

妻はわからなくてもチェロクのことは思い出すドクチュルあせる

 

開幕時間の迫ったバレエの会場に行くと、チェロクが心配して待っていた

 

振り付けがところどころ思い出せない

踊れそうにないと尻込むドクチュルをチェロクが後押しする

 

大丈夫僕が一緒に踊るから

 

おじいさんにはできます!!

 

見事に踊り切るドクチュルに家族たちは感激の涙を流す笑い泣き

 

 

発表会を終えたチェロクはコンクールに参加するためにパリに向う

 

ドクチュルとチェロクは抱き合って別れを惜しむ

 

チェロクのことを忘れたくない

 

ドクチュルの涙

 

そしてチェロクの涙

 

それから三年後、オペラ座バレエ団に入団一年で首席ダンサーとなったチェロクの帰国公演が行われることになり、チェロクは帰国する

 

ドクチョルは今日も近所に手紙を配達している

その後ろをヘナムが謝りながらついて回る

 

相変わらずヘナムに「どなたですか?」と聞いているドクチュルあせる

 

ドクチュルが外を見ると雪が降り出していた

その雪に誘われるようにドクチュルは外に出る

 

歩いていると踏切の音が聞こえ、電車が一台通過して行った

 

そして向かい側の踏切の前にチェロクの姿が現れる

 

「おじいさん!」

 

チェロクはドクチュルに声をかけ、腕を上げてバレエの挨拶を送る

 

「高く舞えたか?」

 

ドクチュルが丁寧にバレエの挨拶でお辞儀を返す

 

踏切には大粒の雪が降り注ぐ

 

まるでドクチュルとチェロクの再会を喜んでいるかのように・・・

 

 

 

 

ヘナムの事は時折忘れても三年ぶりでもチェロクの事は忘れていないドクチュル笑い泣きあせる

 

ラストシーンも最高キラキラ

本当によく出来た素晴らしいドラマでした拍手拍手拍手拍手拍手

 

12話と尺の長さもベストです

中だるみせず一気に楽しめます

 

キャストもみなさん素晴らしかったです

 

何と言ってもイ・チェロク役のソン・ガン君のバレエシーンの美しさキラキラ

もちろん代役の方の頑張りがあっての事ではありますが、ご自身もとても綺麗にクルクル回れて手先まで美しいポーズでしたし、ジャンプも見事でした

何と言ってもスタイルの美しさに惚れ惚れしましたラブラブ

 

飾らない素朴な演技もとてもチェロクらしくて良かったですラブラブ

きっと素顔のソン・ガンくんも素直で良い子なんだろうなと思いました

 

いつもは脇役に徹してらっしゃるドクチュル役のパク・イナンさんは

出ずっぱりだしバレエは踊らないといけないし、お体大変だったと思います

心の真っすぐな思い遣りのある可愛いおじいちゃんをとても魅力的に演じられてて最高でしたキラキラ

 

ドクチョルとチェロクの間に流れる特別な空気感、すごく素敵でしたラブ

 

奥さんのヘナム役のナ・ムニさんとは息もピッタリラブラブ

お互いのことを思いやる素敵な夫婦愛に泣けました汗

 

良い妻であり、良い母を的確な演技で表現されていました

チェロクの可愛がり方に愛が溢れていました

 

長くなるのでホボムのエピソードしか書けませんでしたが、ドクチュルの家族たちの変化していく様子にもとても感動しました汗

 

現実主義で家族にも容赦ない言葉を浴びせていた長男ソンサンが、父を理解し妻や子への思い遣りを持つ人に変化して行く様子は特に好きなエピソードでした

 

銀行副支店長・長男ソンサン/チョン・ヘギュン

 

患者を手術で死なせてしまった事の罪悪感からフラフラ暮らしていた次男のソングァンが、父ドクチュルのドキュメンタリーを撮りながら、医師に戻る決意をする話もとても良かったです汗

 

次男ソングァン/ジョ・ポクレ

 

心優しいソングァンをチェロクはヒョンと呼んでました

最初ちょっとびっくりしてたけど、その内違和感なくなりましたね

 

それからドクチュルが愛するたった一人の孫娘ウノが不当な処分を受けた時に、ドクチュルはウノを守ろうとがんばってくれました

そうそう、あれ位は言わないとムキー

 

だけどその後なんとなく始めたラジオ番組のバイトの仕事がとても楽しくなったウノ、結果的には前の会社と縁が無くて良かったのかもしれません

シム・ウノ/ホン・スンヒ

 

ウノ役のホン・スンヒさん、とても可愛くてこれからも見てみたい女優さんですキラキラ

 

ドクチュルを通じて友人になったチェロクとは、その後恋人関係に発展して行くのでしょうか?

もし結婚まで行けたら、ドクチュルはチェロクにとって本当のおじいちゃんになりますねてへぺろグッ

そうなったら良いなぁ~ラブラブ

 

スンジュ先生と元妻のソリさんが元さやに戻ったのも素敵でしたラブラブ

どうぞお幸せにラブラブ

 

ホボムはチェロクの親友のセジョンと同じサッカーチームに入団

下部組織のようで、上に上がるのを目指して頑張ってる拍手拍手

 

長女夫婦はドクチュルの家の隣に引っ越して来たようで、何かと手助けしてくれてるのでしょうね

 

二人に関わった全ての人たちが幸せになるエンディング、最高ですラブ

 

バレエのシーンは華やかだし、これ、映画にできたら良いのになぁ

スクリーンでもぜひ見てみたい!!と思いました

 

超、超、超オススメ作ですキラキラ爆  笑