2019年 韓国MBC 全20話 ハートハートハートラブラブ

 

時は朝鮮王朝時代、26歳になっても嫁にも行かず、大好きな本を読んだり、小遣い稼ぎに読み聞かせをしたりと気ままな毎日を送るク・ヘリョン

 

ク・ヘリョン/シン・セギョン

 

ヘリョンには、そんなヘリョンをいつも優しく見守ってくれる兄がいる

優しい兄: ク・ジェギョン/ユン・ジョンファン

 

兄は妹の将来を案じ一度は縁談を薦めるもヘリョンが相手に直談判して結婚式当日におじゃんにしてしまう

それでもジェギョンは溺愛するヘリョンを叱ることは無かった

 

その結婚式の日に何が何でもヘリョンが参加したかったのが宮中の芸文館で初めての女性史官を登用するための試験だ

 

紆余曲折あるがめでたくヘリョンは朝鮮王朝初の女性史官に登用される

同期生の四人、ヘリョン、オ・ウニム、オ・アラン、ソン・サヒ

 

芸文館の先輩たちは最初は四人にイケズをしたりしていたが、心底意地悪な人はおらず、だんだん四人を仲間として信頼してくれるようになる

(真ん中で威張っているのが芸文館のナンバーワン、ヤン奉教/ホ・ジョンド)

 

先輩たちの中でも左議政ミン・イクピョンの息子のウウォン奉教は

生真面目で一徹、一人異彩を放っている

ヘリョンにも厳しく仕事を教え込む

ミン・ウウォン奉教(芸文館ナンバー2)/イ・ジフン

 

その父で陰で王を操り宮中を牛耳る左議政ミン・イクピョン

ミン・イクピョン/チェ・ドクムン

 

一方こちらは宮中の奥深くポツンと存在するノクソ堂に、まるで幽閉されているかのように密かに暮らすトウォン大君

トウォン大君/チャ・ウヌ

 

何か自分にいけない所があるのだろう

だから父上は自分を全く気にかけてもくれない

 

そう悩むトウォン大君は有り余る時間を好きな恋愛小説を書くことで日々過ごしているのだった

 

トウォン大君はペンネームを梅花と名乗り、その恋愛小説は世の女性たちから大人気だったが、禁書令で告発され父王の知る所となり、大目玉を食らったトウォン大君は父王から小説を書くことさえ禁じられてしまう

 

そんなある日ノクソ堂に迷い込んでしまったヘリョンはトウォン大君とお互いびっくり仰天の再会を果たす

 

トウォン大君はかつてヘリョンに自分の小説をけちょんけちょんに評されたり、梅花の名前をかたられたりと散々な目に会っていて

いつか復讐するぞと思っていたらその問題のヘリョンが突然目の前に現れたのだ

 

退屈だったトウォン大君の生活にヘリョンの出現は一筋の光となった

話してみるとヘリョンは面白い

恐れを知らない野太い神経でいながら、誰に対しても優しいヘリョンに、トウォン大君は思いを寄せるようになる

 

一方呑気な身分と思っていたトウォン大君が実はとても悲しい身の上だと知ったヘリョンは、トウォン大君を何とか自分の手で守りたいと思うようになり、疫病騒動や20年前の事実を書いた史官の文書の捜索、トウォン大君の結婚話などを経て、二人の絆は深まっていく

 

 

傍でずっとトウォン大君を可愛がって育てて来た内官サンポは

侍女二人と共にヘリョンとトウォン大君を暖かく見守る

内官ホン・サンポ/ソン・ジル

 

父王はトウォン大君に果てしなく冷たい

逆に世子ジンの事はとても信頼していて、世子に自分の仕事を委ねることも多い

実際何かというとすぐに怒り出し、何事も左議政のいいなりなので王より世子の方が臣下たちからの信頼が厚いかもしれない

父王イ・テ/キム・ミンサン

 

世子はトウォン大君をとても可愛がってくれる優しい兄で、トウォン大君も世子を心から慕っている

世子イ・ジン/パク・ギウン

 

そして世子と共にトウォン大君を可愛がってくれるのが祖母に当たる大妃だ

大妃/キム・ヨジン

 

大妃は世子とトウォン大君の祖母ではあるが、現王の実の母親ではない

先代の王で20年前に廃された王イ・ギョムの実の母であった

 

大妃は20年前に我が子が陥れられ、反逆者として殺された出来事の真実を暴き、我が子の仇を撃とうと、医女モファや先王と関わりのある者たちと密かに現王への復讐を企てているのであった・・

 

 

 

 

 

・・最初はなんかどこかで見たようなエピソードでこれ最後まで見れるかなと思ったのですが、ひたすら美しいトウォン大君を目で追っている内に最後まで見てしまいました

 

お話もどんどんクライマックスに入ってから面白くなって行きました

 

大変悲惨な20年間を生きて来たトウォン大君ですが、最後は正当な世継ぎであるに関わらず、世子にその任を委ねました

 

トウォン大君も寂しさを紛らすように小説ばかり書いていた最初の頃と違って、ヘリョンのお陰もありずいぶん成長して大人になったけれど、そこは名君になる素質十分の兄の世子に託して正解だと思いました

 

自分の直系の孫に王座についてほしかった大妃は残念そうでしたが、トウォン大君ことイ・リムが、愛するヘリョンと一緒になるためにはその道が一番でした

 

仕事に出てるヘリョンの帰りを家でひたすら待ってる、物書きになったイ・リム

実に可愛くて幸せそうで、良かったなぁと思いました

 

旅行記は全然売れてないようで、いつの日かベストセラー作家になれますように

 

左議政ミン・イクピョンが一人で悪者役を背負ったので、血なまぐさいことにもならず見やすかったです

 

キャラクターで今回のお気に入りは、いつも憎まれ口を叩く、嫌みな先輩史官ビョン・ギョンムク

ビョン・ギョンムク/カン・フン

「仮面の秘密」ではナム・サンミの心優しき弟役でしたが、今回はひねくれ者の先輩の役でした(笑)

今度はどんな毒舌吐くかなと出てくる度に楽しみに見ました(笑)

 

 

このドラマはとにかくチャ・ウヌ君の美しさが一番の見所ですラブラブキラキラ

 

 

世の中にこんなにきれいな男性がいるのかなとため息が出るレベルですキラキラ

演技も「私のIDはカンナム美人」の時より一段とうまくなられたような拍手

これからが楽しみな俳優さんですラブ

(歌はお聞きした事無いです)

 

もちろんシン・セギョンもとってもお綺麗でしたラブラブキラキラ音譜

 

史官が聞き取って書いた文書はたとえ王様であっても見ることはできないときっぱりと拒否するヘリョン、かっこよかったです

 

美男美女ご出演のドラマはやはり見ていて楽しいですラブラブ