2017年 中国 全58話 リン・イーフェン監督ハートハートハートハートハートキラキラ

昨年見た華流ドラマの中で、一番ハマった大、大好きなドラマですラブ

 

青丘の狐帝の娘、白浅/ヤン・ミー

 

落ち着きが無くやんちゃな白浅が、男装して天族の聖地崑崙虚に弟子入りすることになるところから物語は始まる

 

崑崙虚の師匠、武神墨淵/マーク・チャオ

 

18番目の弟子となった白浅は、司音と名付けられる

弟子たちは男子と思い込んでいるが、墨淵には狐の女子だとお見通し

 

崑崙虚で修行を始めても、司音のやんちゃは収まらず、勝手な行動ばかりして墨淵の手を煩わせるが、墨淵はいつも司音を優しく見守りかばってくれる

 

そんな墨淵を司音は師として心から慕うようになる

 

そんなある日司音は、兄弟子令羽を誘って禁止されている翼族の地に入り込み、翼王擎蒼に捕えられる

 

そこで第二皇子離鏡と出会う司音

           離鏡/チャン・ビンビン

墨淵により助け出され難を逃れた司音だったが、司音を忘れられない離鏡が崑崙虚にまで押しかけて司音に迫る

その情にほだされて離鏡と結婚の約束をした司音だったが、兄嫁の妹玄女の悪だくみに離鏡の優柔不断さも原因して、二人は離別し、心ならずも離鏡は玄女と結婚することになる

 

                 玄女/ジュー・シュダン

 

その後とうとう翼族と天族との間に戦いが勃発爆弾

修行を積んだ司音は墨淵の傍に仕え、戦いに参加する

玄女の謀略により作戦通りに行かず、苦戦の果てに墨淵は、自らの身を挺して擎蒼を東皇鐘に封じる

「私を待て」との言葉を残して・・

 

いつの日か墨淵が甦る日を信じて司音は墨淵の体を自らの心臓の血を与えて守り続ける

 

そして月日が流れ、墨淵によって東皇鐘に閉じ込められていた擎蒼が動きだす

墨淵から授けられていた術を施し、その危機を救った司音だったが、擎蒼からの反撃を受け、技のすべてを封印され、一切の記憶

を消されて人間界に突き落とされる

自分の名前もわからず、森の中の一軒の空き家で一人果物や少しばかりの穀物を食しながら、鳥の世話をしつつ日々暮らす白浅

 

ここで話の舞台は天界へ

 

第二皇子桑籍が白浅との結婚を辞退したために天界では大騒動

その解決策を練るべく天帝と狐帝は話し合いの最中だ

そこに天帝の自慢の孫、皇太子夜華が居合わせる

 

夜華・・やっと生まれた第一王子の一人息子である

夜華/マーク・チャオ(二役)

その風貌が死んだ(と思われている)墨淵にそっくりなため、墨淵の生まれ変わりではと言われるほどである

天帝は詫びの気持ちを込めて、破談になった白浅の新たな婚約相手として、夜華を指名

夜華はあっさりその命を受け入れる

 

歳は白浅より2万歳も年下ではあるが、その堂々たる風貌に狐帝たちは良い話だと賛同する

 

クールで仕事一筋、女性に興味のない夜華は、結婚とは「夜寝るときに横に一人、人が増えるだけのこと」と言い放つ

要するに誰と一緒になろうが全く構わない、天帝に従うという夜華であった

 

そんな夜華が人間界に神獣退治に派遣されて、純粋無垢で優しくて美しい一人の人間の女と出会う

それがまさか人間界に落とされた婚約者白浅であろうとは知るべくもない

素素という名前を付けて、夜華は生まれて初めての本気の恋をする

 

素素の存在をまだ知られたくない!!

天帝に知られたら素素の命は無いと思う夜華は、あらゆる努力をして素素との生活を守ろうとするが、ある日夜華に横恋慕している素錦に知られ、夜華の子を身ごもった素素は天帝の前に引きずり出されてしまう

 

皇女 素錦/マギー・ホアン

 

天界に行ってからは素素にとってひたすら可哀そうな日々が続く汗

なんとか天帝の気持を荒立てない様にといろいろ心を砕く夜華だが、素素の心には届かない

人間の素素はかよわく天界でただただ無力で孤独だ汗

 

そして素錦に追い詰められた素素は、生まれた息子阿離を残して天界から身を投げる汗

後を追ったものの一命をとりとめた夜華は、長く立ち直ることができない

そして段々素素が生きていると確信するようになる

 

二人の再会は、愛する息子が縁となって実現する

まさに恋のキューピットハート阿離くん恋の矢

元に戻った白浅は人間だった時とはまるで別人のようにサバサバした男っぽい気質で頭の回転も速くお酒にやたら強い年上をひけらかす女になっていたあせる

なにより夜華が驚いたのは、素素が自らの婚約者、白浅であったことだ

夜華は知らないふりの白浅を見て心を乱すが、白浅は人間として生きた時のことがあまりにも辛くて、全てを忘れる薬を飲んでいたのだった

 

出会ってからは猛烈なアタックに次ぐアタックの夜華に、最初はこの小僧が位にしか思っていなかった白浅だったが、次第に心惹かれて行く

記憶が戻ると夜華からの辛い仕打ちを思い出して一度は夜華を冷たく遠ざける白浅だったが、夜華が身を挺して白浅を守る姿に、

夜華への思いがあふれ出る白浅・・

その前からわかってはいたんだけど、辛かったんだよね、白浅は

夜華の死から二年

桃の花でいっぱいの十里桃花に作った夜華の墓標の前で毎日夜華を思って白浅は暮らしていた

ある日、夜華のお墓参りに向かう途中の阿離が白浅の前に現れる

そして共に夜華の祀られている場所に向かうとその後異変が・・・

墨淵の助けもあり、夜華が甦ったのだキラキラ

 

夜華は天族の家族には一礼しただけで、愛する白浅のもとに一目散DASH!

ラブラブな両親に阿離ちゃんも嬉しそう

最後大ハッピーエンドで良かったですラブラブ恋の矢ドキドキ

 

実は途中に入る白浅の姪のロマンスに興味が持てず、飛ばしたくなるところもありましたが、何より夜華が素晴らしくて

何度も何度も見直してため息でしたドキドキ

 

このドラマは

そう!!夜華をひたすら愛でるドラマです

夜華と共に泣き、夜華と共に恋をするドラマです

私は勝手にそう言い切っちゃいます(笑)

 

あの有無を言わさぬアタックの連続~ラブラブ

 

 

 

こんなに迫られたら自分が迫られてるみたいで、見ててドキドキしない女子はいないと思います(笑)

 

夜華は人間界に行かされた時にも、私以外の女に心を動かしてはだめよと念押しに来た白浅を一筋に思いすぎて、恋煩いで早死にするし、白浅は途中でなんか忘れてるみたいでしたけど・・・爆  笑

 

あと夜華にとって、女と呼べるのは白浅以外には一人も存在しないと言えるほど他の女性には一瞥もしないという極端さも面白かったです

 

例えばなのですが、離鏡との件でもわかるように若い時の白浅はすごく単純で迫られたら受け入れてしまうタイプなので、墨淵がもしもきちんと最初から自分の気持を伝えていたら、白浅なら一途に墨淵だけを待ち続けたんじゃないかと思うんですよね

 

そこんとこ墨淵兄さんは詰めが甘くて、勝手に司音は自分の気持ちを分かってくれてると思ってちゃんと伝えていなかったので、最後まで師匠扱いでしたね汗

もちろん大切にはしてくれますけどあせる

 

司音の恋愛に疎いという性格も墨淵には災いしましたね

ちょっとかわいそうだったけど、やはり夜華のごとく押しの一手は大事です

 

あと白浅が人間界に行かなかったとして、そのまま順調に夜華と結婚していたら、どうなったかなとかも想像してみました(笑)

 

年上で態度が大きく上から目線の白浅といきなり結婚したら、白浅は夜華にとっては夜ただ横に寝るだけの人と呼ばれるようになってたかも(笑)

それでは物語にならないから、段々ラブラブになると言う事で(笑)

 

夜華で好きなところ、まだまだあります

ちゃんと白浅をリスペクトしてくれていて、自分から割り込んで手助けをしたり口を出したりすることが無くて、白浅のやり方を見守ってくれるところがすごく良かったです

言葉だけではなくて、武力においてもそうでした

ここという時だけ助け船を出してくれるなんてカッコイイ

 

かなりな年下だけど、年齢について決して触れなくて、同じ目線で接してくれるところも素敵でした

 

阿離ちゃんは素素から生まれたけど、性格は白浅似で面白くて

天使みたいで、この物語の大事なエッセンスになっていますね

 

男手ひとつで阿離ちゃんを立派に育てて、寝付くまで世話してあげて、そうかと思えば重いものを責任をもって運ばせたり、厳しくしつけるところもあり、そこもまた夜華の魅力のひとつです

 

阿離の前で白浅への気持ちを隠そうとしないオープンところもこういうお父さん素敵っビックリマークと思いましたラブラブ

 

本当に夜華はこれ以上ない理想の男性像ですラブ

 

マーク・チャオさん、デビュー作から見ていますが、これまでアクション作品しか見たことなくて、こんなにラブシーンがお上手だなんてビックリでしたラブわおっラブラブクラッカー

 

立ち居振る舞いが綺麗で品があって、これからもアクションだけで無く、ラブストーリーにもどんどん出てほしいです

 

ヤン・ミーさん、美しく爽やかでいつも凛とされてて、大好きな女優さんです

白浅役、ピッタリでしたし、マーク・チャオさんとよく合っていましたねラブラブ

一人で何役もされてて、人形の素素まで役作りれててすごいなぁと思いました

・・・お美しい・・・キラキラ

 

しかし、幸せになった二人に一つだけ心配なところが・・・

気の強い白浅と誇り高い姑の楽胥さんと仲良くやって行けるのか

遺体の引き取りの件でもやり合っていましたしね・・爆  笑

 

原作によると第二子も誕生のようで、楽胥もまた新しい孫が生まれたらそちらに愛情注いで平和な天宮になるかな?

 

・・・なんて妄想しだすと止まりません

 

このドラマの心残りはこの二人

翼族の姫臙脂/ダイ・スー 子蘭/リウ・ルイリン

 

幸せになってほしかったカップルでした汗

臙脂が育てた兄夫婦の娘が、とても可愛く良い子に育ってくれてほんと嬉しかったです

 

登場人物が多くてたくさん割愛させていただきましたあせる

 

最後に映画版にも触れておこうと思います

映画はCSで視聴しました

 

ワンス・アポン・ア・タイム 闘神ハートハートハートハート

 

夜華・墨淵/ヤンヤン 白浅/リウ・イーフェイ

 

まさに美男美女の夜華と白浅ハート

映像美も見事でとても美しい映画でした

本国でなぜ酷評されたか謎です

私はとても楽しく拝見しました

全てのストーリーをこの時間で求めるのは酷な話で、よくまとまっていたと思います

まぁ先にドラマを見ているから言えるのかもしれませんが

でもほんと素敵なもうひとつの三生三世でしたラブラブ

 

リウ・イーフェイさんは今年ディズニーの実写版「ムーラン」に主演されていますね

公開が待ち遠しいですルンルン