おはようございます。
すっきりと晴れている札幌です。
今日こそは晴れます!
昨日は晴れ・雨の忙しいお天気だった…。
知人にLINEスタンプをプレゼントしました。
「北欧風の猫」
スタンプを知らないというので…気に入ったら使ってね、と。
受取り方や、画面のどこにあるか…いろいろと教えて。
最後「ありがとう」とメールにあったスタンプは、プレゼントしたものじゃない。↓
いやいや、そこは私の送ったスタンプでしょ。
静かに笑う…。
読書は寺地はるな著、「架空の犬と嘘をつく猫」2020年文庫。
タイトルと表紙に惹かれて購入?中編小説。
羽猫山吹(はねこ やまぶき)の少年時代(8才)から、結婚や本を出すまでの
30年間の物語。
家族は3才年上の姉と弟、父母・祖父母の7人暮らし。
4才の弟の事故死によって、(さらに)家族は歪んだ関係に…。
大人は子供たちに無関心で、子供たちは不安と諦めのなかで暮らす。
それぞれに必要な嘘をつきながら。
30年の月日が流れ、初めて家族は家族写真を撮ることに。
美しくも絵になる写真でもないが、そのままの姿が写しとられていた。
家族の問題はそうそう解決しないが、どこかで折り合いをつけて生きる。
人はそんなに立派じゃない、それでいいのでは。
寺地はるなは残酷なことも、当然の流れのように描く。
やさしく温かい文章で…。よきよき。