今日も晴れそうな札幌です。

夜は⛄⛄⛄のようです。

今日は鏡開きです。

お餅は・・・フライパンで焼いて、ピザ風にしましょうか?

 

読書は渡辺利夫著、「種田山頭火の死生」。1998年新書。

副題「~ほろほろほろびゆく~」。

もう、この副題が暗澹たる人生を感じさせる。

本名は種田正一(1882年~1940年)は、裕福な家に生まれて早稲田に進学するも、神経症を患い

不安・緊張から酒を浴びる生活に。

家族の死の影響もある。

28歳で結婚し子供もいたが、酒と放浪癖をやめられずに自己嫌悪の日々は続く。

家族と一緒にいたいと思うも、定住すると不安焦燥におそわれ、旅に出るしかないのだ。

警察の世話になり、自殺未遂・・・そのたびに俳人仲間が助けてくれるのだが、酒により裏切る。

酒を飲み、旅を続け、句を作り、孤独の深淵に立つ。

生涯に7冊の句集を残した。

著者の渡辺利夫は、経済学者で山頭火の研究者なのでしょう。

この本は、脚色され小説のような面白さがある。

現在なら精神病もアルコール依存も、治療を受けられるが、はたしてあの多くの俳句が出来たか?

答えはNOだ。苦しみの戦いから生まれたものなのだから。

なんともやり切れない、想像を超えた一生だ。