今朝は気温8℃、日中は18℃予報の札幌です。

寒いけれど、暖房を点けるほどでは無いなぁ・・・。

今日は晴れの一日になりそう。

 

読書は中島京子著「女中譚」です。2013年文庫。

秋葉原のメイドカフェに毎日通う、90才の「すみさん」が人生を回想する。

昔、自分も女中(メイド)をしていた。

メイドカフェに来る客に、自分の話を聞かせる。聞いてても聞かなくても続く。

昭和初期に女中は、女給も娼婦も同じようなものだった。時代の荒波の中、ずっとその世界で

生きてきた。したたかに。

楽しかったこと嫌だったこと、誰かに語り終えるまで死ねないと言わんばかりに・・・。

そして、すみさんは店の外、アスファルトの上で目を瞑る。

なんとも、戦前の日本は女性の生きにくい時代だったのか・・・。

どんな境遇でも、生きようとするのが人間だ。

男女平等で風通しのよい今は、考えられない時代。

今は当たり前の、女性参政権だって戦後(1945年)からですもんね。

どんな時代も問題はあるけれど、今はありがたいね~。

映画化された「小さなおうち」も女中から見た家族の話だった。

中島京子はどこかノスタルジックなものが多い。嫌いじゃない。