【ワークショップ紹介】口蹄疫から学ぶコミュニケーション | JAVS日大しぶろぐ!

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JAVS会員MLにも流しましたが、

ワークショップのご案内です^^*


みなさんは「口蹄疫」を授業やニュース以外で、

実際の体験として、聞いたことがありますか?
もう、終わって過ぎたことだと思っていませんか?

このイベントは、獣医師会によるものなので、

「獣医師」向けに見えて、学生は近寄りのにくいと

思ってた方もいるかもしれませんが、


農場どないすんねん研究会(NDK)の堀北先生に聞いてみたところ、

むしろ学生の積極的な参加はうれしい!とのことで、

支部MLにも流しちゃいました!


Facebookによりますと、前回の夏大会でお話されていて、
カンブリア宮殿でのVTR中にも出演していた、

島村先生もご参加とのことです!
問い合わせが獣医師会なので、獣医師のみの参加に見えますが、
学生の積極的な参加もありだそうなので、ぜひふるってご参加ください^^*



【ワークショップ開催案内】
「獣医師のためのコミュニケーション講座~
口蹄疫対策を獣医師の視点から考える~」


・・・・・・・<以下、詳細です。>・・・・・・・・・・・・・
日時 2012年2月11日(土),

    9:30~17:00(懇親会18:00~)


場所 農林水産省共済組合南青山会館

    (地下鉄銀座線・半蔵門線表参道駅徒歩5分)
参加費 無 料(懇親会別途)
※事前参加申し込み2月6日まで


本講習会に参加ご希望の方は,
タイトルを「コミュニケーション講座参加希望」として、本文に所属・お名前・懇親会参加の有無を記入したメールを
下記メールアドレス宛に2月6日(月)までに御連絡下さい。

・問合せ/申込先:(社)日本獣医師会 獣医療提供体制整備推進協議会事務局                               
  TEL 03-3475-1601  E-mail kyogikai@nichiju.or.jp  (担当/松岡・古賀)


 宮崎口蹄疫の終息から1年半以上が経過していますが,
今なお被災の傷跡は深く人々の心に残っています。
また一方で復興へむけて努力している人々も多くいます。

 今回は,この口蹄疫対策を取り上げながら生産現場と獣医療におけるコミュニケーションについて考えます。
口蹄疫に被災した人々を支援するにはどのようなコミュニケーションが必要なのか,
また発生時に口蹄疫対策チームとして機能的に活動するにはどのようなコミュニケーションスキルを身につけておくべきなのか,
といった具体的事例を取り上げながら参加者とともに学び,コミュニケーションスキルの向上を目指します。

9:30~ 9:40  開 会
9:40~11:10   NOSAIみやざき 壱岐佳浩さん
         「口蹄疫からの復興におけるコミュニケーション」

11:20~12:50  酪農学園大学 蒔田浩平さん
         「口蹄疫被災者のメンタルケアに役立つコミュニケーション」

12:50~13:30  昼 食

13:30~16:00  NDK 柴田正志さん
         「口蹄疫たい策チームに求められたコミュニケーション」
          NDK 堀北哲也 さん
         「『やぐら鶴』で学ぶ口蹄疫対策チームに必要なチームコミュニケーション」 
16:00~17:00  ふりかえり・閉 会

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以前、宮崎実習レポートでも書きましたが、

個人的に、「口蹄疫の国内発生」は灌漑深い出来事でした。


入学2年目の春、ニュースで連日、宮崎で「コウテイエキ」なる病気が起き、

「殺処分」という言葉や真っ白い穴に埋まる動物、
白い防護服を着た人の姿がやけに印象に残りました。


でも、自分も短いなれど獣医学生、

微生物学などで少しは病気について学んでいたので、

一般の人より、敏感に「ヤバイ」という認識を持っていたと思います。


でもはじめ、まさか全国規模の獣医学生の夏の大会や

アジアカンファレンス(アジア獣医学生大会)の

開催が中止されるほど、身近な問題であるとは考えられませんでした。


たぶん、現実的にとらえ始めたのは

「友達の家の牧場が発生したら、大学これなくかもね・・・」という会話

過剰かも知れなし、実際そうはなっていないですが、

そんなに大変なことなんだ!と思わずにはいられませんでした。



そう、少し耳を傾けてほしいのはそういう話もなのです。

授業で病気や法的な対応は教えてくれます。

獣医師が最低限、義務としてやらねばならないことは学びます。


でも、実際の対応と、その対応を実行する大変さ、方法、

今、これから、反省点、今後に活かせること


それを学び取って、今後「口蹄疫」発生時の対応や、

様々な問題への解決に活かしていくこと。

それが多くを守るために、

犠牲にせざるおえなかった「いのち」に報いることなのかなと、

川南町の慰霊碑を見ながら思いました。


宮崎の畜産だって、土地だって、イメージだって、

失われたものはもう戻らなくて、

新しいモノを創り直すしかなくて。



もうひとつ、「口蹄疫の国内発生」はわたしに、

「行動することの大切さ」を教えてくれました。


勉強会を企画して、実際に獣医学科だけでなく学部向けに行ったり、

街頭で募金活動をして、宮崎県の村役場まで届けに行くことができたこと。


もちろん先輩や、周りの人たちの協力なしに絶対できなかったけど、

行動しなかったら、なにもなかった とも思います。



以上、とりとめのない長話になってしましましたが、

「経験談と実例にともなったコミュニケーション」をぜひ、

学びに行きましょう!って話でした´`*


お付き合いいただいた方、ありがとございました