
「ラスト・サバイバー」
リドリー・スコット、88歳。
衰えを知らない、と言うと嘘になるか。
生き残った男と、容赦なく襲い来る襲撃者達の戦い。
原作ありきだが、正にリドリー・スコットらしい題材。

リドリー・スコットの全盛期は1970年代から1980年代くらいだろうか?
圧倒的な映像センスを見せつけた「エイリアン」や「ブレードランナー」、「ブラック・レイン」、「テルマ&ルイーズ」辺りまでか?
それでもコンスタントに映画を撮り続けて、今に到る。
失敗作も多いし、今回も代表作にはならないが、リドリー・スコットらしいスケールの大きな映画だ。
物語は唐突に展開し、強引な感は(ラストも含めて)否めないが。
ジョシュ・ブローリンもさすがの貫禄だが、二人とも自分より1つ年下の同い年。
彼らは超一流だから良いが、年齢的にはもう高齢者の仲間入りなのねと、つくづく思う。
失速はもう仕方ない、これ以上は望めない。
それでも好きに映画を撮って、美しい大自然と孤独な男の戦いを見せてくれた、それで満足…とはいかないか?




