人は変われるのか?! | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


「四月の余白」
吉田恵輔監督の映画は好きだ。
「犬猿」とか「愛しのアイリーン」、「空白」、「ミッシング」。


嘘がなくて、生易しい映画を撮らないから。
元受刑者で現在、更生施設の寮長が主人公。
荒れる中学3年生を受け入れて起こる、人間ドラマである。


人は変われるのか?
変われると信じたいが、そんな奇麗事では済まされない。
主人公は変われると信じて、常に前向きだ。


何度も裏切られても諦めない。
主人公にも過去があり、決して過去は消えない。
過去に犯した罪と向き合いながら、施設で問題のある子供達と向き合う日々。


一ノ瀬ワタルさんが暴力も辞さない寮長を体当たりで演じる。
「お前は変われる」と中学生と対峙し、とことんぶつかっていく姿は頼もしい。
しかしそれによるトラブルも多く、危険と隣り合わせだ。


吉田恵輔監督の過去の実体験から生まれた作品。
彼自身も、教えてくれる大人と出会って変われたのだ。