
若い頃、「狼たちへの伝言」に影響を受けた。
男の熱い生き様がそこにあり、強引なまでに我々若者を引っ張った。

たった2作を監督して、生ける伝説になった。
「青春の殺人者」と「太陽を盗んだ男」。

当時、評価もされたが、斜陽だった日本映画でこんなに面白い映画を作れる監督が現れたと期待された。
ファンも多く、新作も常に待ち望まれた。
しかし、実現には到らなかった。

企画が立ち上がっても新作を撮らない。
そのことが尚一層、彼の過去作に対するファンの思いを強くさせた。
それ程の天才だったのだ。
作品は死なない。
淋しいが、作品が今後また誰かの心を捉えていくのだろう。

