トーベとムーミン展 | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


今、大人気の「トーベとムーミン展」。
六本木では、水木しげるさんや楳図かずおさん、手塚治虫さん等を見てきたが、今回は特に内容が良い。
エンターテイメント性、サービス精神を感じる。


とても心地いい空間だった。
ムーミンはファンタジー要素も強いけど、物悲しさが魅力。
フィンランドの風景と相まって、それぞれ個性的なキャラクターの冒険が楽しい。


自由で我が道を行くスナフキンを好きな人は多いと思う。
あんな風に生きたいけれど、世間が許してくれない。
社会が許してくれない。


それでも自由を選ぶスナフキンは格好いい。
女性客が多く、世代もバラバラだ。
どの世代にも共感出来る魅力があるのだろうな。


トーベ・ヤンソンという人を知れば知る程、余計にムーミンの物語に深みが増す。
因みに自分の住処は、怪獣やヒーローでいっぱいだが、ムーミンのキャラクターだらけでもある。
どこにいても彼らが和ませてくれるのだ。