
「午前十時の映画祭」で上映を長らく望んでいた映画。
「カンバセーション~盗聴(1974)」
フランシス・フォード・コッポラの特集上映で実現した。
その次には、「ゴッドファーザーPARTⅡ」でまたまた絶賛される。
スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスと共に一時代を築いた。
主人公はプロの盗聴屋。
依頼された仕事で、殺人事件に巻き込まれた男女の声を聞く。
人をさんざん盗聴して金儲けを繰り返していた男の焦燥と怒り。
自分が盗聴されるのは嫌なようで、行動はエスカレートしていく。
「フレンチ・コネクション」、「ポセイドン・アドベンチャー」、「スケアクロウ」と乗りに乗っている時の作品。
ジョン・カザールやロバート・デュバル、当時の上手い俳優が脇を固めている。
この後彼は、「スター・ウォーズ」でスターの仲間入りをする。
ジーン・ハックマンとのひりひりした駆け引きは、今観ても色褪せない。