
デヴィッド・ボウイもジョン・レノンもボブ・ディランも聴いた。
エルヴィス・プレスリーもプリンスもポリスも。
ボブ・マーリーは通らなかった。
早く亡くなったことも。
代表曲も何曲かは。
映画から感じたのは、ボブ・マーリーの熱量、生き様だ。
社会への行動、歌の持つ可能性である。
人の心を動かす力、背中を押してくれる強さである。
リアルタイムでボブ・マーリーに熱狂したファンは、ボブ・マーリーの音楽によって引っ張られていたのだと思う。
それが今日まで彼を、忘れられぬ存在として位置付けた所以だろう。
息子のジギー・マーリーや妻のリタ・マーリー等家族が1つになって製作したのも、ボブ・マーリーの血だろうか?
ボブ・マーリーの歌を世界中の人が口ずさんだら、争いも少しは減るだろうか?
問題はそんな簡単ではないが、ボブ・マーリーが歌い続けた理由がこの映画を観ると分かる。
世の中は変えられないかもしれないが、手助けにはなる。
「ONE LOVE」さあ、口ずさんでみよう。