黒人俳優のパイオニア 、シドニー・ポワチエ | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン


黒人初のアカデミー賞主演男優賞受賞俳優、シドニー・ポワチエが94歳で亡くなった。
とっくの昔に亡くなっていたのかと思っていた、失礼。
つい数日前、録画していたリヴァー・フェニックスとの共演作「リトル・ニキータ」を観たばかりだった。


黒人俳優のパイオニアだった。
特に活躍したのは1960年代。
刑事を演じた「夜の大捜査線」は名作である。
彼の出演作は、どれも黒人差別が色濃く描かれていた。 
黒人の彼氏を連れてきた娘に戸惑う両親を描いたヒューマン・ドラマ「招かれざる客」や教師を演じた「いつも心に太陽を」。
映画館で観直した傑作の数々。


彼が道を切り開かなければ、デンゼル・ワシントンやウィル・スミスはあれほど活躍しただろうか?
ジェイミー・フォックスやエディ・マーフィだってそうだ。
正義感のある黒人、というより一人の人間をいつも力強く演じていた。


彼の出演作を観たことがない方は是非、観てほしい。
前述した作品はどれもオススメだから。