
近年のイタリア映画と言えば、トルナトーレやベニーニ、ジョルダーナとか。
その前にはベルトルッチやベロッキオ。
古くは有名なとこで、フェリーニやヴィスコンティ。
ホラーでは自分も大ファンのアルジェントや、バーヴァ、フルチ。
そしてネオレアリズモの時代、デ・シーカやロッセリーニ。
フェリーニの「甘い生活」と比較されている「グレート・ビューティー」。
現在のイタリアを代表する監督と言っていいパオロ・ソレンティーノ。
アカデミー賞外国語映画賞や他にも数々の賞を受賞している。
初老の主人公は成功者だが、どこにいても誰といても虚しい。
パーティー三昧、女にも不自由せず、この辺もマストロヤンニと重なる。
体感時間はやたら長い。
ほとんどストーリーらしき物もないし。
前半耐えても、後半まだまだ忍耐は必要。
もっと席を立つ人いるかなーと思った。
寝てる人は結構いたかもね。
前作の「きっとここが帰る場所」は好きだったんだけどな。