シュガーマン | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン
日本でも現在話題になっているドキュメンタリー映画「シュガーマン」。
とにかく人、人、人。
観た客はCDを買うために列を作る。

アメリカで全く売れず二枚のアルバムを発表して引退したロドリゲス。
1970年頃の話。
しかし彼のレコードは海賊版等で出回って、南アフリカでは大ヒットしていた。
彼のメッセージがアパルトヘイトで苦しむ南アフリカの人々の胸には届いたのだ。
そんなロドリゲスの行方をカメラは追う。

彼は日雇いの労働や体を酷使した仕事をして、今も生きている。
南アフリカでの人気なんて知らずにだ。
アメリカではもちろん彼のことを誰も知らない。
こんなことってそうそうはない。

夢を28年追いかけてる男が流した涙は、自分とロドリゲスを重ね合わせたからかもしれない。
俺達だってシュガーマンになれる。
もしかしたら。




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