実家までのカウントダウン | 映画ブログ 市川裕隆の燃えよ ヒロゴン
週1のペースで出かける実家の片付け。
だいぶ終わりも見えて来た。
今月中は無理だけど、来月にはきっと。
実家の最寄り駅。
先週は俺一人しか降りず、今日も二人だけだった。
東京にもあるんだね、そんな無人の駅が。

行き帰りの道でいつも思うこと。
あと何回この道を通るのかな…。
母が生きている時も父が生きている時も、いつも考えた。
特に父が一人になった時、いたたまれない気持ちで歩を早めた。
そしてとうとう自分が残され、本当のカウントダウンが始まっている。
引き払ったら、もう行くことないもんな。

母が保管していた映画女優の本を見つけた。
母が憧れていた女優は誰だったろうか?
エリザベス・テイラーか?
オードリー・ヘップバーンか?
グレイス・ケリーか?
マリリン・モンローか?
ヴィヴィアン・リーか?
キム・ノヴァクか?
イングリッド・バーグマンか?
俺のスクリーンへの憧れは、やはり血なのだ。



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