いつもお世話になっている四季ファンのお友達にチケットを取って頂き、劇団四季の新作ミュージカル「バック・トゥ・ザ・フューチャー」観劇してきました。劇場に入った瞬間ディズニーランドのスペースマウンテンかスターツアーズという感じでまずびっくり!
ストーリーは映画と同じ、役者さんもよく似た雰囲気の方が映画とまるで同じ衣装で演じているので、映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界そのもの。過去でいじり倒されるマイケル・J・フォックスの赤いダウンベストもそのままで始まった瞬間昔観た映画の世界にするっと入りこめました。
歌を交えてお話は進んでいきますが、ハイスクールが舞台だったりもするので明るくてひたすら楽しい曲ばかり。とくに2幕のマーティのお父さんとお母さんが結ばれるパーティのシーンは特別な演出もあり最高に楽しかったです。ところどころ映画の曲が使われているのも懐かしくてテンション上がりました。
しかし!なによりもすごかったのは2幕の終盤マーティが未来に帰っていく場面!基本的には映画のシーンを割と忠実に再現しているのですが、プロジェクションマッピングを使っていることはわかるけどあとは何をどうやったらこうなるの⁉️という場面の連続。まさに新感覚で初めての体験でした。
劇団四季ってやっぱりすごい…というかこの作品に関してはウエストエンドで最初に作った人がすごいのか。でもここまでやれるのはやっぱり四季もすごいのよね。東宝とかホリプロもやろうと思ったらできるんだろうか。セットが凄すぎて地方は無理なのではと四季通のお友達たちは言っていたので、簡単ではないんだろうなー。ミュージカルではあるのですが,観終わった後は映画1本を観たような気分でした。
四季のキャストの方はまったく詳しくないのですが、一昨年観た「ジーザス・クライスト=スーパースター」のジャパニーズバージョンで、ガリガリのイエスをやっていた神永東吾さんがビフ(主人公マーティのお父さんをいじめる図体のでかいいじめっ子)を演じていて、同一人物とは思えない見た目と演技で驚きました。未来が変わってからの最後の情けない演技も味があって良かったー。今日一番気になった役者さんでした。
今回は2階席の最前列の席だったのですが、1番最後のシーン(すごいです!)の演出を考えると絶対1番の良席だったと思います。抽選ではなかったそうでものすごく頑張って取ってくれたとのことほんとに感謝です😭これからもよろしくお願いします😊