2025年初公演となる昨日「レ・ミゼラブル」観てまいりました。前回は2021年の夏だったので3年半ぶりのレミゼです。
今回はバルジャン違いで3回取っている分の1回目、吉原バルジャン。劇場に着くと普段とは雰囲気がだいぶ違う!男性がめちゃくちゃ多い。お正月だから?レミゼだから?それとも生田絵梨花ちゃんファン?それとすごく人が多い気がしました。いや席数は決まってるんだからそんなに違うわけないので、皆さんそこかしこで写真を撮ったり、なくなってしまう現帝劇を惜しんで劇場内を見て回ったりしていたからでしょうね。
何度も観ているのでわかっているはずですが、最初の「ダダーン」でもう大興奮!ワクワクのままお話は進んでいきますが、あれ?吉原さん、前回と全然違う…こんなに弱さとか慈愛とか感じさせるバルジャンではなかったはず。もちろん前回も本当に良かったですが、歌はすごいけどなんか強そうすぎというか人間味がちょっと…と正直思っていたのです。それが!今回はもうすべての歌に感情がこもっていて「独白」から泣きそう。ファンテーヌとの別れの場面では号泣でした。レミゼ大好きですが泣いたのは初めてです。
そしてファンテの生田絵梨花ちゃん、ものすごく上手くなっていた!喉から絞り出すような独特な発声がちょっと好きじゃなかったのですがそれが全然なくなっていて、豊かな声量とさすがの表現力と美しさで本当に素晴らしかったです。
吉原さんも生田絵梨花ちゃんももうすでに確固たる地位を築いている方々ですが、それに甘んじず更なる向上に努められたんだなと本当に感動しました。というかこのような方々にそれをさせてしまう帝劇クロージング公演の威力が凄いのかも。
アンジョの小林さんは製作発表で拝見した通りとんでもない歌唱力でした。やっぱり四季ってすごい。
ジャベールはお初の方でしたが、すみません上原理生さんが良かったです、ホントに😭
来年あたりにあって欲しい「エリザベート」のキャスティングを常日頃勝手に考えているのですが、トートは古川雄大、立石俊樹(去年の黒執事で歌が超上手くなっていた&ビジュアルがトートすぎる)で決まりとして、ルドルフがなかなか見つからず…。
くるむ君にいったんやってもらおうと思っていたのですがマリウスと一緒でそのレベル感を超えてきてしまったのであきらめて。
で!昨日のマリウス役の山田健登君、繊細な雰囲気で歌も上手でとても良かったのでいったん私の中でのルドルフ①となりました(宝塚は全然分からないのでシシィ役は見当もつきませんので、詳しい方々にお任せします💦)。あと1人か2人今年中に探さないと!