再び寒さ戻った春の南半球からです、
人は安心、安全、安定を求めます。
大抵、サバイバルモードで生きている人は「せめて安心して暮らせ
なぜ、安心したいのでしょう？
なぜ、安全で在りたいのでしょう？
なぜ、安定がほしいのでしょう？
人間は、まず「生理的欲求」と「安全欲求」を必要とします。
このふたつは、物資的欲求です。
お腹すいたから食べたいとか、疲れたから休みたいとかは、生理的
安全欲求は、安心して暮らしたいということで
経済的
その上に「誰かと関わりたい」という社会的欲求、
誰かに認められたいという承認欲求があり、
ここまでは欠乏欲求の分類でもあり、心理的な部分での欲求です。
文字通り、「欠乏」した感覚を持っているのです。
ここまでの中をぐるぐるしている時、スピリチュアルではなく
心理的、肉体的に満たされたいのです。「スピ」は心理的欲求を主
これらを求めてはいけないの？？？
と思うかもしれませんが、
求めてはいけないということではありません。
でも、「そこだけ」を考えているから、安定しないのです。
全部、全部、ひっくるめれば、人は、
「愛」を求めているのです。
これらを満たすものが「愛」だと勘違いして、
それを与えてくれる人を「私を大事に思ってくれる人」と勘違いし
お金をくれる人。
住まいを与えてくれる人。
一緒にいてくれる人。
自分を認めてくれる人。
その「人」やその「もの」が自分を幸せにしてくれると思ってしま
安心するために、愛がほしい人間。
得ようとしているのですよ。足りないものを。
得ようするということは、「欠落」していると信じているのです。
何かを欲しがる、ということは「それがない」ということを意味し
でも、究極、自分が得る側ではなく、与える側になると、人は満た
「でも、お金ないし」
「時間ないし」
「年取っているし」
「身体弱いし」という生存の条件を使って何も自分には与えられな
生きている以上、できることは必ずあります。
これは、いつも言いますが、
安心して暮らして、そこから、どうしたいの？？？
なのです。
「お金の心配をしないで、食料品が買えるようになりたい。」
と思うなら、食べて健康なその肉体を、どう使って生きたいのです
何かに役立てるためにこの肉体はあります。
「快適な家がほしい」
と思うなら、その快適な家をどう生かしていきたいのですか？？？
「安心して乗れる車がほしい」
と思うなら、その車をどんな風に生かしたいのでしょう？
全てに循環していく使い道がなければ、必要のないものを欲しがっ
でも、超絶、大事なのは、
「今これがないからできない」のではなく、
今持っているもので、何かする工夫、イマジネーション、創造の力
ないものをねだるのではなく、
「これさえあれば」ではなく、
今、できることをする！が大事です。
ねだるのではなく、得ようとするのではなく、与える側（生かして
愛を欲しがるのではなく、誰かを愛するのでもなく、
愛の人となって、この肉体を生かしていく。
それでしか、人は満たされません。
なので、「せめて安心して暮らせるくらいのお金がほしい」と思う
「これさえあれば」を手放して、
今できることを見つけていきましょう。
プライドが自分を傷つけ、
無知が可能性を塞ぎ、
怒りが運を跳ね除け
疑いが不運を呼び寄せ、
欲求や執着がさらなる欠乏を引き寄せます。
仏教の五毒です。
全ては安全を求める気持ち＝恐れからです。
恐れを緩めましょう。
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