回避したり持続できなかったり。その仕組みを知って本当に変わる自分。

何かに興味を持っても、なかなか始めなかったり

「いつか」と思うこと、ありますよね。

新しいことを始める。変化を自分の意志で促す。
というのは、繊細な人たちにとっては、ハードルが高いものです。

何故かって、
慣れていないことは、身体にとっては「異常事態」だからです。
「新しいアイディア」が閃いて、やってみたい！と思ったとしても、
それを具体的にイメージすると、
脳が身体に信号を出して、
「異常事態です」と伝えます。
異常事態とは、今までとは違うよってことです。
変化は全て「異常事態」なのです。
そして、心臓がドキドキ、筋肉が硬直、呼吸が浅く、血圧が上がる。
気付いていても、気付いていなくても、
無意識にそれを思考に結びつけてしまう機能が人間には備わっています。

繊細な人は肉体の微細な変化を感じる能力が高いとも言えます。
逆に、果敢に色々する人は、肉体の変化を感じることがあまり出来ないか、
もしくは、そのドキドキを「楽しみ」とか「燃える」とかと捉えるか、ですね。

異常事態を感じる能力が高いと
アドレナリン分泌しすぎて
副腎も傷めるので、やがて「やる気が全くない状態」となっていくこともよくあると思います。
ますます「怖がり」な状態。

どんなことも、変化は肉体にとって「異常事態」と言いましたが、
それなんです。

知性がそこから
「私には向いていないんだ」
「好きだと思ったけど、好きじゃないんだな」
「これはやるなってことだな」
「ハイヤーセルフが止めてる」
「時間ないし」
「疲れてるし」
などなど、色々な理由と結びつけて、
結局「しない」道を選びます。

すると、ずっと不完全燃焼のまま、人生に生きがいを感じずにいる繊細な人たちの多いこと、多いこと。

要するに、自分が惹かれたことは「合っている」とか「合っていない」とかに関わらず
何でもやってみたら良いのです。

惹かれることは、そこに学びがあるのです。

自分が選ぶことで「その道のプロ」になるという狭いものの見方ではなくて、
人生というのは、
様々な学びと経験のエッセンスそのものです。

何が何でも持続しなくちゃいけないということはありません。
でも、自分が本当に好きだー、楽しい―。と思ったことは
当たり前ですが、ある程度続けなければ、その本当の良さを知る前にやめてしまうことになるし、
続けることでやっと形になるのですから、
諦めないでやってみることは大事。

持続するということは、自分を慣れの状態に持って行くということではなく、
常に変化を促しながら、それを元に成長していくということ。

今朝のインスタでも書きましたが、
「意味を持たせる」のは自分の人生に責任を持つということなのです。
持続できないということは、
そのアクションに意味を持たせることや、目標を持たせることを自分の中でしていないから。
「ここまではやってみよう」というベンチマークが必要です。

筋トレとかする人は分かると思いますが、
筋肉痛って顕微レベルでは、繊維が傷ついているわけで、
痛いのです。それは「体にとって異常事態」です。
でも、そこを乗り越えないと筋肉にならない。
でも、どこまでそれをやるのか、ということを知っていなければいけません。

という表現は、繊細な人にしっくり来ないかも？ですが、
持続力のなさも、どこか痛みを避ける生存本能です。

人は、この生存本能のせいで、
人生でたくさんのチャンスを逃します。

自分に合っている合っていない、
使命は何？
私のお役目は？など

自分で意味を決めるというよりは、
外側の何かに意味を決めてもらいたいと思っていることがあります。

結局、変化を避けているとすると、
強制終了の連続であったり、
状況が無理に何かを選択させることになりますし、

怖さが先に立っていると、ひたすら人生は、三度の食事、排泄、労働、みたいな感じで終わってしまって勿体ないのです。
この地球は、経験ができる宝に溢れています。

ナチュラルに
オーガニックに
ガツガツした様子も一切なく
自分がしたいことにサラーっと取り組んでいる人を見ると素敵だなと思いますが、
そのためには、
生存モードを創造モードに変えていかなくてはいけません。

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