他人の目が気になる人

他人の目が気になる人は多いのではないかな、と思います。
というか、多分、ほぼ１００％の人がある程度「人の目を気にしている状態」です。
なぜなら、それが人間を生存させています。身を危険から守る機能だからです。

健常者には、外界を五感を通して感じ、
脳がそれに意味付けをする力があります。

それがあるからこそ自分の身を守ることができるというわけなのですが、
五感が受ける刺激に加えて
脳が意味づけることは、「文化」「文明」によって変わることもあります。

そこに共通の「アーキタイプ」というものが出来あがります。

例えば、「愛」という言葉に相応しい形はどっち？と聞いてみます。
まる？　イガグリのように角がたくさんある形？
となると、殆どの人が「まる」と答えます。

「甘い」と言えば、どっちの色？
緑？ピンク？と言えば、殆どの人が「ピンク」と答えます。

それが文明や文化が作り上げた「アーキタイプ」です。

人はそれを「正しい」とか「常識」とか「そうである」とか
真実として判断します。

日本人は「他人の目を気にする」人が多いと感じます。
特に田舎にいけばいくだけ、閉鎖的で周りの人の目を気にして自由な感覚を感じることができないのかなとも思います。
それが、その土地の「アーキタイプ」な、「女であるということ」とか「男であるということ」などです。
誰も、「そうしないさい！」とは言ってなくても、そういわれているように感じるのも
アーキタイプの仕業とも言えます。

他人の目が気になるとは、外界を感じる力が強いということです。
外界で起こることが、自然界の流れとは違うものに感じると、
私たちは微細に筋肉が硬直し、
自分を守ろうする生存本能が働きます。
警戒し、逃げるか、闘うか、の本能にスイッチが入ります。
猫の毛が立つ感じですね。

人間にとって聴覚と視覚は鋭く、素早くプロセスします。
ネズミになると、視覚は弱いので、あのヒゲで外界を感じます。

五感の全てがシナリオを作る材料になるのですが、
その中でも人間は聴覚と視覚の持つ力が大きいのです。

この五感というのは、人それぞれ感覚の鋭さにばらつきがあります。
そこに「アーキタイプ」をベースにした様々なシナリオが出来上がる秘密があります。

大きなスケールで考えれば、
このアーキタイプは、「正しい」ですか？

愛というのは色も形も持たないのに、「まる」が正しいのか。と言えば、
そんなことはないわけです。

ということは、このアーキタイプに従う必要はないのです。

自分の五感の特徴、正しくは、12感覚のバランスを知って、
自分がつくるシナリオが自分を成長させるために障害になっているのなら、
12感覚を意図的に使って、シナリオを書き換えることができるのです。

人目が気になって、好きなことができない。
というのであれば、どこかで
「あの人、おかしい」とジャッジされることを恐れていたりするシナリオがあります。

人目が気になる感覚は12感覚においてどんなバランスで出来ているのか？をボディーアストロロジーで分析することができます。
それを
特定のリズム（音の周波数）、フィジカルなワーク、アート、石によって
リプログラミングすることが可能なのです。

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