親が亡くなると、まぁ色々とめんどい
色んな届け出とか手続きとか
…まだ殆どやってないんだけども
そのめんどいの中に、相続がある
あたしは一人っ子なもんで
相続で揉めることもないけど
全て自分で手配しなくてはいけない
しかも、兄弟がいたとしても
揉めるような資産は、家にはないじゃん(笑)
土地と家は100%あたしのものになる
たれぞーとも相談した結果
ここは売って、引っ越すことに決めた
それをしなくても
相続手続きで必要になるのが権利書
それは
「何で一般家庭にこんなんあるの?」レベルの
ごっつい金庫の中に入っている
さーて、勘のいい人はきっとなんとなく流れに気付いているはず(笑)
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そう、その金庫の鍵は…ない
母が認知症でどこかにやってしまったのか
それともあたしが
古い自転車の鍵と間違えて捨てたのか
とても古い金庫だから
メーカーに鍵の発注はできない
これは鍵屋さんにお願いするしかないやつ
調べてみると、だいたい2万円ぐらいかららしい
痛い出費だけどしゃーねーやな >_<
いつもお世話になってるおばちゃんに
ふと、その話をしたら
もう、金庫を使えなくなってももいいなら
サンダーで切って開けてくれるって
ごっつい金庫に入れておきたい物なんて
あたしにゃありませーん
だいたいここより狭い家に引っ越したら
こんなん邪魔なだけじゃん
お言葉に甘えて開けてもらうことに
きゃっほい!
金庫破りとか、無駄に興奮するんだけどー
金塊とか、札束とか出てこないかな(*゚∀゚*)
ある日の夕方
おばちゃんは元米軍人の旦那さんとやってきた
旦那さんはめっちゃデカい人
そのデカい元軍人が
ぐわぁー!となる重さの金庫が
誰がどうやってここに設置したん?て場所に置いてあって
旦那さんはあたしに
「これは誰がここに置いたの?その怪力はどんな人?」
と訊くけどさ
あたしが答えられるのは一言だけ
『全ーくわからんw』
苦労してようやっと金庫を外に運び出し
金庫破りが始まる
金庫の扉は、思ってたより手強い(((;꒪ꈊ꒪;)))
何せ厚みが想像以上!
さすがのあたしも
金庫破りにきゃっほいした事を後悔し始め
デカい元軍人による
2時間ちょいの死闘の末
無事にぶっ壊れ、扉は開いた
うほーい! がーでっ(•∀•)
あたし、シルヲ抱っこして見てただけだけどさぁ
その瞬間みんなで叫んで
なんか、一気に疲れたよね(笑)
いやー、金庫破り
メッチャ興奮するわー(;゚∀゚)=3(;゚ii゚)b
早速、中身をチェックしてみる
権利書!コレコレ
これを出したかった
あと、何か金目のモノっ(;゚∀゚)=3(;゚ii゚)b
札束とかさ、証券とかさ、金塊とかさ
さぁ、お宝発見!……
……な…ら…ず… (´・ω・`)
金塊も札束も入ってなかったよ …
ま、そんなもんデースーヨーネーε-(´∀`; )

