9月に母えこちんが亡くなって
その四十九日も過ぎた
16年前に父が亡くなった時は
溢れる想いの丈的なものを
当時持ってた携帯のメールの下書きに書きまくったけど
今回はそういうの、全くない
それなりにショックもあったし
色々と悶着がありすぎたから
感情らしきものは湧きまくる
でもねぇ
それらが全く言語化されないんだ
ある程度落ち着いて
四十九日あたりには何かあるかと思ったけど
その日を迎えても、特に何もない
遺影の中の母と
最後に会った母の違いに
今更少しだけ驚いてみたり、そんなもん
恨みごとの元となったあんなこと
たまにある、いい思い出のこんなこと
たまに、ちょっと泣いたりはあるものの
グワァっと感情が動く事ってなくて
基本、とてもフラットだ
何かね、言語化できない感情が
隣の部屋とかで
何かしら処理されてんの??
みたいな、そんな感覚
もしかしたら
もうちょい後から
何かしら出てくるのかもしれないけどね
儀式的なものは一切しなかったけど
荼毘に伏すまでのまる5日間
たくさんの人がお別れに来てくれたり
直接は来れないけど
お気持ちを向けてくれたりで
なんだかんだと、賑やかだったんじゃないかなぁ
何より、あたしもたれぞーも
ゆっくりと別れの時間が取れて良かった
もう返事はないけど
毎日、おはようとおやすみを言い
弔問客にだけど
生まれて初めて「うちのお母さんキレイでしょ」って自慢して
詳しくは書かないでおくけど
本来はこういうの怒られるよな…ていう
送り出し方をしてみたし
納骨も自分たちでゆるーく済ませた
たれぞーもあたしも
出棺の日は隣に親友がいてくれたし
えこちんの友達のおばちゃんも
まだえこちんが生前から色々と見守り、手伝ってくれながら納骨まで来てくれたし
本当に変な言い方なんだけど
病院から呼ばれて数年ぶりに会ったあの日から
出棺の日までって
悲しいし、実際はバタバタだったんだけど
気持ちの奥は穏やかで、どこか幸せで
あたしの人生の時間の中の
宝物のひとつになったんだよね
本当に静かに
あたしにとって大きな何かが終わった。消えた
嘘みたいにぴったりあったタイミングで転職もしたしね
切り替わりの時って
だいたい何かしらのわかりやすい音がするんだけど(イメージでね)
今回は、こんな大きな出来事があったのに
気持ち悪いぐらいに静かでスムーズだ
さっきまでずーっと気になってたオデキが
気づいたら、あれ?ない???みたいな
現実の実務系も
このぐらいスムーズにいけばいいのに(笑)