今年は、2003年。アトムの誕生日も近づいてきました。
私がHPを作ってから2年となりますが、ネットオークション参加は2年6ヶ月となります。

それまで、専門店通いをしていた私が、ネットオークションでモノ集めをはじめたわけですが、いろいろな品物が通り過ぎていきました。前にも書きましたが、ネットオークションでは、予想以上に高額となる場合があり、なかなか落札できる幸福は訪れてくれません。しかし、画像ではありますが、レアな一品を見ることができ、大変参考になります。

今年の初めということで、、ネットオークションに登場した手塚グッズで記憶に残るものを、少しレビューしてみたいと思います。あくまで、私が見た品物だけですが。。

アトム関係:
ブリキのバッテリー電動歩行人形(野村)。プラモデルジェットアトム(今井科学)。ブリキゼンマイ歩行人形(バンダイ)。ブリキウランゼンマイ歩行人形(バンダイ)。

ジャングル大帝関係:
リモコンレオ歩行人形(浅草玩具)。プラモデルジャングル大帝(今井科学)。ライヤ首振り人形(北山陶器)。三洋レオ貯金箱。空ビ人形セット(浅草玩具)。ライヤジョーロ(高徳)。

リボンの騎士関係:
サファイア着せ替え人形(国際貿易)。プラモデルマスコットサファイア(今井科学)。サファイアレースカー。

。。。。きりがないので、以下にまとめて列挙してみます。
ブリキ電動歩行マグマ大使。ブリキゼンマイ歩行マグマ大使。ブリキ電動歩行ビッグX。ブリキゼンマイ歩行ビッグX。プラモデル電動V3号。ブリキゼンマイ歩行星光一(W3)。W3ジョーロ。プラモデルW3。海のトリトン怪人各種。悟空の大冒険手踊り人形各種。火の鳥卓上ライター。どろろ菓子箱。サンヨーリス貯金箱各種。などなど。

この他、駄玩具。小物などは、さらに、たくさん目撃しました。

本当にたくさんありました。欲しいなと思ったアイテムは数知れずです。
でも、ここにあげた品物の多くは、ネットオークションに複数回登場しています。さらに、レアと言えないよく出てくるものを加えると、この2年間に手塚関連グッズのほとんどのアイテムが、一度はネットオークションに登場しているんです。よく考えてみると。

要するに、どこかの大金持ちが本気で資財を投じれば、簡単にトップコレクターになれるということなんです。ひとつずつ集める楽しみはないですけどね。

今回、私が、大金持ちの人ではなく、ごく普通のファンの方へ、ぜひお奨めしたいことは、「結構モノはあるので、あせらず、無理せずゆっくりと、コレクションを楽しみましょうよ。」ということなんです。

2年間が短いと感じるのは、私の感性かもしれませんが、ゆっくりやっても、いつのまにか、好きモノは寄ってくると思いますよ。私事ですが、妻子を持ったら、もう無理かと思ってましたが、いつのまにか素敵なモノが集まってるんですよ。



(2003.1.3)
今年も、もう12月。師走の大掃除というわけではないですが、勤務先で自分の荷物を整理したら、入社以来のガラクタが入っている紙袋を見つけました。この袋は、自分の周囲をかたづけたくなった時などに、自分の机の中や、机上にあるものをぶち込むためのものでした。でした、と過去形なのは、この袋が満杯になったので、いまは、ダンボール箱を使っているからです。

大体、今から20年前から14・5年分くらいのガラクタが詰まっているのですが、最近では、この袋の存在すら忘れてました。久しぶりに中を掘ってみると、いろなんものが出てきました。多くは、ガチャポンの景品(未開封カプセルも多数)と食玩です。それと、どこで手に入れたか忘れてしまった、雑誌の切り抜き、ちらしもありました。こんなのが、なぜ会社の私の机周辺に大量に存在していたかについて考えるとボーゼンとしてしまいます。

まだ、試掘ですが、ガンダムグッズから始まって、ウルトラマン関係、アニメ名作劇場シリーズ、そしてもちろん手塚関係などが堆積しており、昔から私の行動パターンが同じであることが見事に証明されてしまっています。何か懸賞があるときなどは、大量に同じ商品を購入していたようで、ガム、キャンデー、ラムネ菓子などが何個も、手付かずのまま入っています。特にロッテのガムは、点数を集めると、いろいろな景品がもれなくもらえるという販促物企画をずっとやってたんで、いっぱいありました。また、森永の乳製品で時計がもらえる懸賞のため、その製品を毎日購入し会社の同僚に飲んでもらったりして大騒ぎしてた時の名残で、紙容器をつぶしたのが数百個も出てきました。

今や食玩が一大ブームですが、20年前も結構盛んだったようです。まだ、バンダイ、トミーなどという、本家おもちゃの大手があまり参入していなかったようですが、子供用お菓子の老舗カバヤなんかから、ジオラマセットがついているような玩具菓子が出ていました。今回もウストラマン関係とか、ガンダム関係の玩具菓子が大量にあることがわかりました。

いつか、会社の私のロッカーに眠っているガラクタを下の方から順に解析して紹介したいものです。プロジェクトで紹介しようかな。今の職場を追い出された時なんかいいかもしれません。

実は、今も私の職場の机周辺には、いろんなガラクタが散乱しています。最近のグリコのおまけ。ラジコンのロビーのおもちゃ。名作シリーズの食玩。もちろん、手塚キャラのボトルキャップ。もありますね。これらが、いずれ、例のダンボールに放り込まれることになります。たぶん、あと何年もすると、また、膨大なガラクタが忘れ去られていることになるでしょう。

私があと20年早く生まれていて、昭和30年代、40年代のおまけを貯めていたらと、残念に思う時があります。でも、こういった事は、すべてのアンティークコレクターが考えることでしょう。


(2002.12.15)
インターネットオークションによる売買が盛んになり、アンティークトイ業界も景気がイマイチという話をよく聞きます。店まで行く必要がないので、来客の数が減り、また、一般の人がオークションなどに出品するので、買い取りが減ったので、値づけに厳しいプロとかセミプロから仕入れる事になり、儲けが少なくなったなど、いくつか理由があるみたいです。専門店の数が増え競争が激しくなった点も理由の一つかもしれません。
客の立場からは、わざわざ、店ので行かなくてすむし、行っても自分が欲しい物があるかどうかわからないので、家のパソコンで品物を調べることができるインターネットは確かに便利です。もっとも私なんかは、店に行くまでの間、「もしかしたら何んかあるかも。」と期待に胸を膨らまして早足で歩くのも、結構好きです。大体は、何もなくて、代わりにいらない物買って帰ることが多いんですけどね。

インターネットオークションで欲しいものが安い値段で買えるかというと、そうでもないようです。インターネットは、誰でもどこでも簡単に眺められるので、ライバルも多くなります。専門店は、地方にそうたくさんないので、やはり都市部に住んでいる人の方が、いいものに出会うチャンスは多いのですが、インターネットとなると全国みな平等です。どこかの誰かは、自分と同じ商品に注目しているものです。特に、手頃な値段の物は、かえって競り合いになり、専門店よりずっと高額で取引されることが多くなりました。私が懇意にしている専門店のオーナーが、「うちで買ってくれた方が安く手に入るのにな~。」と嘆いていました。

もっとも高額商品となると、ある程度市場相場を知っている人が参加するため、それほど法外な価格になることは少ないようです。確かに、落札額が、ん十万円という、びっくりするようなものもあるんですが、専門店でも大体同じような値段がつく場合が多いようです。マニアの領域では、限られた人たちが競争しているので、結局、オークションも、専門店も一緒くたになっているのでしょう。

あえて例えますと、手頃な商品がフリーマーケット。高額商品が専門店の領域。という事でしょうか。

アンテイークトイの専門店ができて、まだ、25年程度。そのうち、本当骨董的に扱われる商品群もはっきりし、また、それを買う固定客もできると思います。今、まだ、過渡期なのでしょう。まさかと、思いますが、銀座なんかに、高級アンティークトイの店ができたら、すごいですね。マンガ、アニメキャラクターの宝庫であるも日本がその世界の中心になることも可能だと思いますが、いかがでしょう。

冗談はさておき、専門店にもがんばってもらいたいと思います。本当。


(2002.11.3)
最近インターネットでいろんな人のサイトを拝見してます。いずれのサイトも素晴らしく、ウエブマスターの方々の熱い想いが伝わってきます。
手塚学の主流は、もちろん漫画研究だと思います。
手塚作品全部を対象としているHP。ブラックジャック、どろろなど好きな作品に絞っているHPなどなど、きちんと整理されているので思いつくままにばらばらと整理している私にとっては頭が下がる想いです。
特に、同じ作品でも、連載された雑誌、その後出た単行本などを丹念に調べて加筆修正された個所などの変遷を紹介している人たちの仕事(?)には感謝、感謝です。

「漫画は、今でも読めるのでそれで満足。今出てないので絶版おもちゃを集めている。」というのが、おもちゃを集めている私の方便でしたが、最近、その信念が揺らいでしまいました。「やはり、雑誌連載時の作品読みたいな~」とつくづく思います。もちろんですが、今、本屋さんに行っても入手できないのが難点です。といって、これから集めようと思うと気が遠くなるし。国会図書館でも結構無かったり。。
お持ちの方に教えていただくしかないようです。

アニメも手塚学では、大きな柱です。
リボンの騎士、海のトリトン。など作品ごとに熱烈なファンサイトがあります。
ファンの方は、いろいろな楽しみ方をされているんですね。監督、作画家、声優さんなどに注目したり。セル画を集めたり、なんと、シナリオを研究したり。と。また、掲示板が盛り上がっているのも特徴のようで、打てば響くという感じで次々話しがつながっていきます。
また、ビデオ、LDなどで手に入る映像以外に、放送当時の時間帯、その時のCMなども含めて、トータルに楽しんでいる人なんかもいらっしゃいます。テレビの放送は、まさに、「一期一会」なので、漫画本より、その時見たという体験が大切なんですね。
私は、正直に言いますと、それほどテレビを見てなかった方なので、肝心な時に貴重な放映を見なかったこと、今になって残念に思います。

イラスト系サイト。(?)もたくさんあります。
絵心のある人は、好きな作品をモチーフとして自分で素晴らしいイラストを描いて発表されています。アニメ関係は特にこのタイプも多いように思われます。手塚作品の世界から出発して、独自な展開へ。。。パロディ系同人誌なんかは、このノリなんでしょうか。絵柄は違うんですが、「なんとなく」、どろろ。トリトン。BJ。だというのがわかるんですね。好きな情報を共有し、それをベースに様々な変化を楽しむ。時には、共感する人と楽しむ。というファン心理をビジュアルに体現しているサイトかもしれません。

それと。。グッズ系サイト。実は、この分野は、手塚学ではマイナーです。作品そのものでない。グッズを入手するという行為にお金がかかる。さらに、昔のグッズは骨董品になっちゃって、古物ルート、フリーマーケットなどという、何となく、わかりにくい世界とつながっている。などが、一歩ひかれる要因でしょうか?元々、グッズは、原作の二次生成物なので、現物を見た後、そこから別な楽しみ方へ発展しにくいのも、メジャー足り得ない原因だと思います。集めた人の自己満足で終わっちゃう危険性があるんですね。私もグッズ系サイトを展開しているわけですが、少し工夫しなくちゃっと思い始めています。

他にもいろいろな切り口のサイトがあると思いますが、この文章を書いてて、これだけ様々な世界を造り出した手塚先生の魅力を再認識しました。ほんと。今だに続々と新しいサイトができて来るんですから。すごいですよね。




(2002.9.20)
コレクターには、いろんなタイプの人がいます。
コレクションの神髄は非公開ということで、すごい勢いで集めてるんだけど、自分のコレクションを絶対に人に見せない人がいます。ブラックホールみたいなものだけど、マニア本とかコレクション関係の出版物に載っていない、いわゆる目垢がついていない物があったりして、自分のコレクションを眺めて悦に入るという楽しみは、ある程度理解できます。

また、お店をやったりしているプロの人に多いのですが、とにかく集める。集める。そのうちに、なんで集めてるのか、はたでみてても、そしてたぶん、ご自分でも、わからなくなっている人。プロなので、市場や持ち込みで品物にふれる機会は普通の人より段違いに多いし、仕入れということである程度の資金もあるから、とりあえず、買っておこう。さらに、もう、すでに持ってるけど、いいものは、いくらあってもいい。そのうちに、店で売ろう、ということで買っておこう。とやっているうちに、膨大な品物が残ります。多少、負け惜しみですが、そんなに、簡単に集めちゃうと、楽しみが薄くなると思うのです。貴重な物が、倉庫で人知れず山積みされている光景を想像すると、少し寂しくも思えます。

それでは、自分はなんだろうと思うことがあります。

私は、プロではありません。だから、全部集めようなどということはとうてい無理です。でも、人間を結構長くやって、その大半で手塚趣味をしていたので物はたくさん集まっていました。そのうち、テレビの鑑定番組なんかが始まり、品物が高騰してしまい。なんか、レア物も結構あるみたいだな。なんて、一人喜んだりしてました。

でも、私もやはり人間。他の人とコミュニケートしたくなりました。同好の人たちと感動を共感したいと感じる時があるんですね。

ところが、ふと、周りを見渡してみると、そんな人いないんです。手塚バカの私ですから、確かに子供の頃から、他の子たちよりマンガ好きな方でした。でも、それほど変わった方ではなかったのですが、うん十年も続けてるうちに、尖っちゃったんですね。いつのまにか、自分だけ細い尖った山の上に立っているみたいな状態であることに気づきました。。

私の所属している会社は、結構人数がいるんですが、八方手を尽くして探しましたが、一人も同じ趣味の人はいないようでした。(いささか、ショック!)

でも、やはり世界は広かったです。インターネットを始めたら、同じ様な人たちがたくさんいらっしゃいました。まあ、ドンピシャじゃなくても、同じようなものに感度をお持ちの人たちと、交流することができました。たぶん、その人たちも自分の山に立っていたのかもしれませんが、インターネットは、それらの尖った山の上同士に、橋とはいかないでしょうが、リアリティを感じさせる情報のパイプをかける役割を実現しているのでしょうね。

この世界が、これからどのように展開するかは、まだ、予想できません。おそらく、効果の副作用もあるかもしれませんが、現時点では「素晴らしき哉!インターネット」と言っておくことにします。



(2002.8.2)