久しぶりのレビュー、「ハーバーランドでつかまえて」 | SU-Ⅲ 電脳紀 Second

SU-Ⅲ 電脳紀 Second

基本的に雑記ですが、情報系の事も書きます。

最近はやることが特になく、いわゆる自堕落な生活をしているような気がしてならないSU-Ⅲです。

というのもアルバイトを探しているのですが一向に決まらないというのが原因だと思われます。

最近は「もう決まってるので募集してません」を数発食らったし、

これまでにも


1.自分で蹴った

2.女性なんですよ と断られた

3.落ちた

4.自分で蹴った


といろいろやってるわけで。

で、もう最近あまり勤務に関してこだわっていてはダメだといろいろアグレッシブに電話し、

明日ようやく一つ面接行ってくることに今のところなってます。

まあ上記の通り失敗経験やいろいろと雑誌を眺めていくうちに

この仕事はあんな感じのやね。 とかって分かってきているし、

面接もそれほど緊張しなくなってきているのでいい感じです。

9月からは始めたいな。それまでなんか落ち着かん……。


* * * * *


こういった日々、気休めに読書とかなんとかいろいろやってみたのですが、

久しぶりにフリーのゲームでも新しい作品をプレイしてみたのでその評価をやってみたいなと。

タイトルは「ハーバーランドでつかまえて」。


ストーリー   :★★★★☆

キャラクター :★★★☆☆

グラフィック  :★★☆☆☆

演出 :★★☆☆☆

音楽 :★★★☆☆

総合 :★★★☆☆ +おまけ★一つで★4つ。


 自分は「これは良かったな」とある程度評価できる作品のみディスクに残すタイプなのですが、

それがこれによって16作目になりました。

中には”ある作品のおまけ”的なものも入っているので実際にはもう少し少ないんですが。


 この物語がそれらのコレクションの中で特に異なると思った点は、

本当に”日常”の物語という点でしょうか。

だいたい他の作品には不思議な出来事や異能といった非現実的な要素が出てくることが多いですが、

この作品ではそのようなことは一切無いです。

恋愛という系統のものでも無いです。本当に”日常”感ある作品だと思いました。

 また物語自体も短いほうなのですが、

その中にちょうどいい感じに伝えたいことをはっきり書けているという印象を受けました。


分かりにくい適当なことを書いてしまいましたが、

内容的には異文化間のコミュニケーションを材料に、

”嫌いなものを好きになることとは”というような内容について語られる物語です。

涙とか感動とか、そのあたりが特別強いわけでもないのですが、

終わった後には何かしらの暖かさが感じられると思います。

俺は関西弁について特別嫌いとか思ったことは無いですが、

「ああ、むしろこういうのいいね」とさらにプラスの印象を関西弁にもたらしました。


 まあキャラクターが★3つになった件については、物語の短さ故というのもあるかもしれません。

またグラフィックについてはところどころにある紹介ページに載ってるように、

決して美しいものではないです。

ですが作者の熱意は伝わってきます。それに慣れればどうってことはないはずです。


 演出面について気になった点については、

動きが遅い。特にBGMの切り替わり。毎回ロードしてんのって思った。(それとも俺のマシンの性能のせい?)

エンディング中にエラーが出て進めない(修正パッチが出ています。検索するとでるはずです)

があったところでしょうか。


 あとは選択肢が多かったですね。

個人的には少ない方が良いです。というより無い方が良いです。

でもなぜか2回目にはハッピーエンドに行けたんですよ。驚き。


 本当に紹介ページにあるスクリーンショットを見て、

絵でプレイするかしないかを決めてしまう人っていると思うのですが、

ぜひやってみることをお勧めします。

プレイ自体時間そこまでかかりませんから。