日付が変わる少し前、やっと終わりました
昨日は最終章まで行ったものの、時計が1時を過ぎたころ「あ、やべぇ、終わらないかも」
と不安になり、20分過ぎたあたりから「終わらんわ」とあきらめて今日に。
大事な教習が控えていたのでいいところでしたが昨日は切りました。
ということで評価を。3つ話がありますがすべてまとめます。
ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
グラフィック:★★★☆☆
演出:★★★☆☆
音楽:★★★★☆
総合:★★★★☆ におまけ★で★5つ
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」なんて言葉、
これまで何度も聞いてその価値がかなり下がっていたけれど、
この作品を読んだ後その印象がまた変わりました。
気をつけはしましたがネタバレがあるかもしれないので注意してください
「無印」
現実サイド。玲子さん以外は特にこれといって特殊なシチュエーションは無い
でも彼女一人の登場でも十分続きが読みたくなる展開だった。単調にならないのがいい。
違和感としては葵の周囲の人の性格が悪すぎた点。あそこまで悪いのか、
俺だったら接し方こそ迷うだろうけどあれだけの暴言がはける人間がいるのか疑問だった
「Truth」
前作異常に非現実のサイドに移行する。こちらは前半が少し長かったように思える
それに対して後半の進みはかなりテンポが良かった。
あと敵が不気味に感じた(後半になるにつれて慣れた)。
「-one for all , all for one-」
長かったが作品の長さは全然気にならない。あとこの作品では初めて選択肢が出てくるが、
ゲームオーバーになったときにどの選択肢でしくじったのか分からないことが無いので良かった。
あと最後はいろんなキャラが活躍するのが最高だった(ガイアの最終回を思い出しちゃったよ)。
一つ気になった点と言えばカメリアがこれまで能力を使用したあとの世界はどうなっているのかということ。
高いところからの落下時に行うシーンが何度かあったのでそこが少し気になった。
あといつの間にハルモニアのあれを受け取ったのか。
「全体通して」
大体この種のゲームは主人公目線でしか物語が進まないので、多方向から感情などを見ることができる形式が俺にはかなりヒットした(主人公にも立ち絵があるのに感動。途中から誰が主人公なのか分からなくなるくらい)。個人的に”選択肢の存在しないノベルゲーム”にこだわりがあるので、本作はその点でも良かったです。そして何より、よくあるスポーツをメインとした作品ではなく、バレーとバレーでできた仲間と力を合わせて困難に立ち向かうという設定がまたあまり普段見ない形式で高評価だった。
決定的な問題点は誤字脱字が非常に多いところですね。文法的に「え?」な部分や、「これ逆じゃね?てかどっちのセリフじゃ!」と突っ込みたくなる部分もあった。
しかし誤字脱字があるにせよやはりさらなる可能性がこの作品にはあると思う。誤字修正やCGをもう少し増やす、バレーをしているシーンはユニフォーム的な立ち絵が欲しかった。などなど
自分に力があればその力を貸してでもさらなるアップをしてほしいほどの作品でした。
キャラクターがまたよくできてると思います。どれが欠けても楽しくなくなるくらいできがいい。ボイスは無いけどそれが聞こえてくる気がしました。
立ち絵が存在するキャラは皆すごく働いてます。また立ち絵が無くてもいいところで登場してくるキャラクターもいるのですごかった。人気投票というものもあったようで、葵が一位でしたが、個人的には1位幸介、2位玲子さんで投票したでしょうね。幸介のカリスマ性は特に最高!
そして俺の歴代プレイしてきたノベルゲームランキング堂々1位入賞(まあフリーゲームのレビューをガンガン書いているページに比べて俺の遊んだ作品は十数程度ですが、)
1:スターリーカラーズ(無印,Truth,one for all , all for one)
2:sin(1~7章まで)
3: これっ!と強く該当するものが今のところない
けれど、個人的に好印象で今でもディスク内に残してある作品としては
・Being-君のいた日-
・明けない夜が来る前に
・あまやどり
・あの丘の上まで
などなど。どれも結構いい話だと思います。こちらも余裕があればぜひどうぞ