Noch, die "Wahrheit des PORSCHE LINE 500E" wird überliefert schließen!
今尚、多くの方が、
「1992年モデルの500Eだけがポルシェ生産で、
それ以降はメルセデス生産に改められた。」と、
間違った認識をされて居られる様ですが、
それは完全に間違いです。
1995年4月号のCAR GRAPHICの中で、
当時のPORSCHE A.G.会長
Wen-delin Wiedeking(ヴェンデリン・ヴェーデキング)氏が、
インタビュー中
Mercedes-Benz 500Eの生産について語って居られます。
〜中略〜
「〜私たちはスポーツカーを作り、
それとともに技術を売るメーカーです。
その中には他の企業のために車を作ることも、例えば
メルセデス500Eを生産する事も含まれています。〜」
〜中略〜
interviewer
----買収まではいかなくとも、
メルセデスは仕事を回してくれたわけですか。
「彼らが私たちに仕事を与えてくれたわけではありません。
あのプロジェクトは双方にとって前向きな交渉から生まれたモノです」
----メルセデス500Eは何台造られたのですか。
「一時は日産20台のペースまで上がりましたが、
現在は8〜9台/日です。
もともとの計画では3年間で
4000台程度を作るはずだったのですが、
その計算だと日産4台で充分、
マーケティングの専門家はもっと売れるはずだと
予想したものですが、実際94年の10月までに1万台に達しました。〜」
と、有ります。如何でしょうか?
これで確実に1991年の最初の500Eから、
最終モデルの1995年E500-LIMITEDまで、
全ての500E・E500がPORSCHEの生産だったと
お解かり頂けるかと存じ上げます。
何故、今更ながらにこんな事をお知らせするかと言えば、
一部にどうも、92年だけがPORSCHEで組み立てられた
素晴らしいモデル、と間違った認識をお持ちの方が居られる様
でしたので、改めて、真実をお知り頂きたく考えたからです。
お借りした写真で大変恐縮です。PORSCHEミュージアムに展示される1995年モデルE500-LIMITED。とても重要な写真ですね。
私自身、全ての年式の500Eが等しく素晴らしいクルマであり、
むしろ、年数の経過した今、最も重要な事は
「いかなる状態で500に乗るか?」だと考えます。
オリジナル志向でも、
ギンギンなカスタムモディファイでも良いのです。
が、一番本当に重要なのは
「500の良さを味わえるかどうか」です。
そのどちらにとっても基本整備による、
良いコンディションが保たれていなければ、
「台無しの1台」に成り下がってしまいます。
誤解の無い様にお話をすると、
これは何も、闇雲に消耗部品を換えれば
良いと言っている訳ではありません。
お借りした写真ばかりで申し訳ありません。海外のサイトからE500ファイナルモデルのプレートが貼られた1台の写真が!
第一に、完全に劣化した部品は
交換や修理が必要なのは、これは当然です。
これは解かり易い整備の第一歩です。
第二に、ここからが難しくなりますが、
経験があればそう難しくは無い部分、
悪くなりそうな部位を推理し、無駄無く、的確に
消耗品を換える事。
これで安心して現代の足として
往年のメルセデスをお楽しみ頂けます。
第三に、ここからが重要。
更に素晴らしい状態で往年のメルセデス・ベンツを
お乗り頂く為に、最も重要と弊社が考えている部分は、
「クルマという機械の部品の一つ一つが、全て正しく機能する状態」です。
「正しい部品を正しく組込む。」
この作業こそが、乗り味の最終的な要となります。
想像して頂くとお解かり頂けるかもしれませんが、
これは、一箇所二箇所の話ではなく、
少なくとも3万点以上の部品の集合体である、
自動車という乗り物で、特に年数の経過したクルマで
「完璧」を目指せば、時間も手間も掛ります。
他社様の整備の手直しが必要なクルマも、正直、
数限り無くございます。
が、一台でも多く、一人でも多くの方に
「このクルマ運転が気持ち良い!」と、お感じ頂ける
メルセデスを生み出して(大袈裟ですいません)行きたいと、
J-AUTOは切に、真剣に考えております。
93年以降の500
(含むLIMITEDやAMG 500E-6.0・E60) に
お乗りの皆様へ!
もう一つ、付け加えさせて頂くと、
これから、ガソリンスタンドの少年などに
「これポルシェが作ったヤツですか?」などと
聞かれた際には、自信を持って
「そうだよ!」と、是非お答え下さい!
これでスッキリしましたね!
Special Thanks Mr.Y.S