ずっと読みたいと思っていて
年末年始に実現し、読了した本。
勢いに導かれる文章で一気に読めてしまいましたが、後続に10人以上お待ちのようで
早く返却することができるのと
お正月のタイミングで手元にあるという状況にも
ホッとしています。
先日、おばあさまの三笠宮妃百合子さまご逝去のニュースの際にもお顔が映っていた
彬子女王のイギリスの留学記です。
読む前に
新聞記者の方とのインタビューの模様を目にした時、
今風の皇室の方のお人柄を知ったようで
楽しみにしていました。
もし自分が結婚するようなことがあった場合も
「彬子女王」は
文章を執筆する際の
ペンネームとして使えるようにしておきたい
と語っていらっしゃったのが
ユニークだと思って
どんな文章が展開されているか
楽しみにしていました。
本の内容はというと
留学中の日常が生き生きと描かれていて
まずは読んでみて!
となるのですが
彬子女王の
護衛や皇族に関連する(必然的に付随する)
周りの方々を大切にしながら
育って来られた感じが文章を通して
よく現れている文章だなと実感したこと、
書き手の目線から読んだ場合は
職業が何であるか、ではなく
「読ませる文章」というのは
こういう感じと素直に共感する場面が多く
グイグイと読み進められたこと
などなどあり
感覚的に近しいものを感じる日記のようで
読書を久しぶりに楽しめた一冊でした。
日本に居ると
日本のニュースから情報を得て
そのようなもの、と理解することが当たり前ですが
そうではない目線は新鮮です。
海外で過ごした時のことや
日本的な常識に当てはめていない文章なり
コメントを読んだりするのは面白いです
彬子女王は日本の美術の研究をされていますが
何かの研究に親しみのある方にも
共通する水面下の部分が書かれてあったので
興味深く読めました。
気軽に手にとって
楽しまれて欲しい本です。

