書いてるときは
半信半疑の状態であることも多くて
これについてはどうするかを集中的に悩んだ割に、決断に迷いがありませんでした![]()
これまで3回治療が済んだところで
明日4回目になります。
準備しながら備忘録
以下、現在の感想です。
↓
頭皮冷却装置につなぐために
こういうものを被ります。
↓
通称 PAXMAN
タックルすんの❓て感じですが。![]()
頭の大きさによって、S M Lの
サイズがあります。
説明書によると標準的な耐久性は12回使用のまで、とのこと。
内部に
マイナス4℃の冷却水が循環しながら流れるしくみで
お薬の投与が始まる前に装着し、頭皮温度が19℃に保たれます。
投与が済んでもさらにしばらくの間、冷やされ続けます。
感覚的には
夏場に頭がひんやりしてる状態がしばらくの間続いてる…というかんじかな。
人によって感じ方が違うようで
私の場合はそれ程の苦痛は伴わないと
はじめに認識したけど
この大層な形状のギヤと頭を完全に密着させるとき
付属のヒモでしっかり締め上げて固定して過ごすため
顎が痛い、耳が痛い、
顔周りの視野が狭くて
(閉所恐怖症の方の場合は)
装着が怖い
というようなモンダイや懸念があるそうです。
おかげさまで比較的頭サイズがミニな事もあり
普通に呼吸できますし
しばらく辛抱しといたら済むよねーの程度です。
ところでこの装置、
原産国はイギリスです。
イギリスのビールメーカーさんが
ビールの冷却装置を応用してつくられたそうで
会長さんの奥様が乳がんを患われた際に
悲しんでる様子を見かねて
工夫を重ねて開発に至るという
なんとも家族愛に満ちたエピソードが開発秘話にあります。
さらに
これを導入するためには
病院側の体制整備が不可欠です。
誰かの一存で
という訳にはいかなそうで
さまざまな方のご尽力と協力の上に成り立っている新しい治療法です。
全ての病院で簡単に導入できないのは
設備や十分なスペース、看護師さんやサポートしてくださる方のリソース
全てが揃ってはじめて可能になるためです。
化学療法で打ちひしがれる患者さんをみて
何とか力になってあげられないか?
という思いを
それぞれの役割の方が
ご自身のお仕事を通して考えたとき
「自分の家族がこの治療を望んだとしたら
やってあげたい」
という
ひとりひとりの患者さんを想うお気持ちから実現された治療法といえそうです。
ちなみに
手間ですが複雑な構造ではないので
頭皮が凍ってくっつかないように準備して、
被って、きっちり締めて、冷却水を流す
というのがこのフローです。
大体2時間半から3時間半ぐらい
頭が冷え冷えな状態を保ちます。![]()
現時点では
髪の毛の抜け具合は普段とあまり変わらない感じなのですが
自分のことながら大変興味深く
有力なエビデンスに繋がるかどうか乞うご期待で
日々美容あんど個人的な楽しみでもあり
Watchです。![]()
※ ご興味ある方は
頭皮冷却療法 で検索してみてください。
全く何の気なしに目にした
最初の文章はこちらでした。
↓
時事メディカル
明日は
2種類のお薬と血液検査があるので
朝ヨガみたいな時間に出発の予定。![]()
人から聞いていた、しんどさや辛さは私にはなく
回を重ねていくごとに
前向きな気持ちにさせられるのですが
それはきっと場の雰囲気のせいですね。
はじめは分からないことばかりで
怖がる気持ちがほとんどだったものが
理解が進んで、いろんな方とお話するうち
何をするにも本当にありがたいと思えるように。
感謝のきもちで学びながら治療に取り組めているところです。
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