ことしのクリスマスは
いかがお過ごしでしたでしょうか?
24日が金曜日だったということもあって
街は華やかなにぎわい。
イルミネーションの明るさ。
道にはクリスマスの赤と白の格好のひとたちが
ケーキや、パンや、いろんな食べ物を売って。
・・・
「去年のクリスマス、どうしてました?」
「・・・いやぁ、特に覚えてないですね・・・・。」
「てことはー普通どおりだったんですか。」
「まぁ、たぶんそうでしょうねー。。。」
とかいいながら、書類にサインをもらいに。
今日で私仕事納めだから、書類にサインもらって
FAXしなきゃならないんです。
上司不在のため、代わりにお願いして。
「去年、わたし、お財布を忘れてきてしまったんです。」
「・・・家に?お財布忘れたら会社にこれないんじゃぁ・・・?」
「途中で気づいたんですけど、定期もっていたし、
お昼は注文できるから、あーよかった。と思って。」
「・・・・。」← どんくさい奴~。と思いながらサイン。
「それで、帰りにふっと思い出して教会に行ったんです。
広尾のナショナル麻布のすぐ上に教会があるんですけど (ご存知?)」
「え、広尾のそんなところに教会なんかありましたっけ。
・・・・ははは、そこで恵んでくださいって?」
「いやぁ、そういうことじゃなくって、
ミサに参加して、賛美歌聴いて。
終わったら、教会を出たところの幼稚園で
ココアをいただきました。」
「へー、ココア飲んであったまったんですね。」
「はい。
まだおしごとですか?(クリスマスイブぐらい、早く帰れば?^^)
今年もお世話になりましたー。
メリークリスマス。
」
とかいって、
なんの面白みもない、妙なオチの会話をしつつ、
無事に今年の仕事を納めて、その後さっと会社を退散。
バスが間に合うかどうか分からないから
恋人のもとへ走る(のような、きもちで) ![]()
大通りを急ぎ。。。
去年あった、その偶発的な展開が、なんだかよくわからないけど
私にとっては、それがかえっていい時間を過ごさせてもらったのだと
思いました。 ↓ 私の足跡。
http://ameblo.jp/jasmintea86/entry-10418479150.html
http://ameblo.jp/jasmintea86/entry-10418497097.html
よくよく考えれば、
私が通った幼稚園では、12月に入るとクリスマスのミサのあるクリスマスイブの24日まで
園内の決まったコースを毎日歩いて
馬小屋をかたどったドールハウスの中に
藁の中におくるみを着せられた生まれたての赤ちゃんと
マリア様をかたどった小さな人形みたいのを
見て、クリスマスツリーのオーナメントをみて、
お御堂でお祈りをして、部屋に戻る。
のような、ゆっくり時間をかけて、クリスマスを知る
(そういう時間を幼少過ごした)ことを
すっかり忘れていたんだけど、
何かのきっかけで思い出すに至りました・・・。
ですから、楽しいクリスマスイブは見てるといいのだけど
静寂の時間の歴史というものを
自分の中には刻まれているのです。
昨年の出来事の一連の話が
後々じっくりと効いてきたおかげで
今年は12月が入った頃から、礼拝に行くつもりでいました。
豪華なディナーや、にぎやかな過ごし方をするのがいいみたいに
そんな話がどんどん主流になっていくけれど
どこかしらかたくなに、人に話すつもりもあまりないけど
静かにしてるこの時間、みたいのを尊重させたような。
ミサのことは、私が長いこと仲良くしていただいている
ブログを書いておられるお姫さまから、教えていただいて知りました。
・・・
人生は、偶然や偶発的な出来事の連続である。
その出来事に、自分がどう反応するかで、その人の人生が形成されるだけだ。
と何か哲学的なはなしの本で読んだような。
誰がお書きになったかは、もう忘れてしまいました。
それにしても、しばらくは何かと一生懸命に
人にも仕事にも、近くにあることには注力してきたけれども
仕事だってなんだって、たまたまの出会いであっただけで
本当は、広尾っていう神戸に似てる街に愛着があって
好きな場所から歩いていかれるなら一番、最初はそんな程度のことだったんだな
など思い出すのでした。
・・・
急いでも、少し遅れて教会に到着し
それから入り口で、キャンドルと賛美歌の楽譜が載ったプログラムをいただいて
今お話中ですので、こちらにどうぞ、と通された席に座って
神父さまのお話を聴く。
神父さまは若い方のようで、今の世相も盛り込みながら
穏やかな口調でお話になり
自分にはまだ小さなこどもがいるのでテレビをみていたら
クリスマスプレゼントには何がほしいか、
それを連呼させるような歌が出てきてびっくりした。
なんとけったいな(商業的な)大人たちが
そんな小さな頃から子供たちにそんな歌を歌わせて、
と。
おわかりでしょうか?それって民放ではないんですって。
・・・
お話の間、ずっと
手渡されたキャンドルを眺めながら、
ただじっと聴いたり、歌ったりと
幼稚園のときのミサの時間を、たしかに思い出していたような気がするのです。
そのときは意識をしていませんでしたが。
それで、
神父様のお話のある第一部が終了し
一旦中座をした頃に、風が入らない中ほどの席に移ったところ
隣に3人ぐらいの男の子が座ってきました。
ロボットの人形を持ってる子がいて、がやがやがやがや
ちょっかいを出し合ったりしています。
お御堂の中では、おしゃべりするようながさつな子は出てもらいます!!
のような感じだったよなー、主任のシスター、小柄だったけど怖かったなー
(全くうるさいなとなりの坊やたちは、退屈してきたんだろうな。)
と思って、その前の席の人をふっとみると
どこかでみたことがあるような・・・。
でも、いつごろだったかな、
確かに見覚えが。
年齢はたぶん近いような、服装もカジュアルであまり派手な感じはしないんだけど
目鼻立ちがくっきりしていて、すっきりと賢そうな・・・
いや、やっぱりどこかで見たことがあるけど
一体・・・。
と思っていると
あ。幼稚園!
通ってる幼稚園の、ひとつ上の学年のおともだちがいて
そのバス停から一緒に乗ってきてる、いくこちゃんだ!
と思い出しました。
幼稚園はもちろん、大阪の私の地元の幼稚園ですから
東京の、まさか広尾に
お互いに居るということが認識できない感じの出来事なんですけど
たしか、幼稚園を卒園したあと彼女は地元の小学校に行かなくて、
なーんとなくそのあたりから記憶がないのです。
夫が商社だとか、転勤とか、東京に居るというのは
想像できるはなしです。
(そのバス停から乗ってくる女の子は、かわいらしい子が多くて
みどりちゃん、ちさとちゃん、みわちゃん、
結局後々まで、名前を聞くことはたまに。)
・・・
お互いに、そのときに
あれ?どっかでみたことあるような顔。
と思いながら、礼拝が済んで声はかけないで
マシュマロを入れてもらったココアをいただいて
帰りました。
と、なんの変哲もない
地味なクリスマスイブの話につきあわせてしまって
すみまっせん。
ああー、私ってかなり昔のことも思い出せるし
好きなことは覚えてて
変わってないわぁ、と思って
その日安心して穏やかに眠れましたの。
穏やかなきもちになれるクリスマスイブでした。
![]()
