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しばらくは嗅覚、香り、匂い…が関心の真ん中にきそう。

香りの愉しみ、匂いの秘密(ルカ・トゥリン
山下篤子訳河出書房新社)この本、ざっと読んでみた限りでは化学と生命科学についての内容が多くを占める為、読みものとして少々難解なんだけど、後半からは、理解されずらい分野でもひょんなことから話が広がりをみせはじめる。協力者と次々に出会い、インスピレーションに導かれて多くの人の前で話をし、国境を移動する列車の中では関心を持ってくれるジャーナリストにも出会い、後に本が出版されて世に知られるまでが描かれています。このあたりから、ストーリー展開が映画のようでスピード感がある。

結びの解説者は東大大学院 新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 准教授 東原和成さんで、この方の文章によるエピローグは柔らかい調子と日本的感覚の香りについての話が差し込まれています。ここで上手く中和されて心に届く本になっているように思いマス。