お昼すぎくらいに家を出て

前の家の近くの川沿いを歩いているとき電話が鳴った。



やわらかい東北弁の人が

「haruさんのケータイ電話でしょうか?

すいません、もうちょっと時間を早めてできそうなんですが

いかがでしょーかぁー・・・」


という電話です。

にゃー 運送屋さんから。



ちょうど歩いているときだったので

おおよそそれぐらいでいけそうだったので

少し過ぎるかもしれませんが

それくらいでお願いしますと答えた。


・・・・



ピンポーンを押して最初に見えたのは

女性。あと2名の男性の3名。


家具はこれとこれとこれ

荷物詰めていただくのはこちらとこのあたりです。



と説明したら、

女性の方が色のついたテープに

さらさらとコメント。。



その後、男性2名の方が入ってこられる。




作業は分担。

巻いてる状態のエアパッキンと

各種のダンボールに

赤、青のテープ。

透明の大きめの袋。。。



たんすに入っているものは

引き出しに入ったままもっていけるので

がさがさしそうなものは

上に新しいタオルなどのせて

女性の方は食器棚のあたり

男性が本類、

もう一人の男性が靴と

鏡台などを梱包。


大方の荷造りが済んだら

家具の梱包

(箱を先にトラックに載せて

手前に家具を載せるのかな・・・

順番はそんな感じ)


どんどん進んでいく。


封の済んだ箱が詰まれていき

どれくらいの箱数があったのかな・・・

(聞くの忘れちゃったなぁ^^)



一番気になっている

あの、重い重い食器棚だけど

なんとこの女性が梱包。


作業中、用事のあるとき以外

ほとんどしゃべらず、じっと見るでもなく

ただ淡々と黙々と作業。


ダボではまってて

上下に分かれる家具の

上の部分を下ろすときに

「ちょっと、いいですか。」

と男性の年配の作業の方に声をかけて

すいっと下ろした後は

カッターで切ってダンボールを平らにした状態にして

角のところをぐるっと巻けるように

ちょうどいいサイズに。

テープで角を張って。


その上から、キルティングの、真ん中にゴムが入ったみたいな

筒状の布をかぶせて保護するようになっている。

落ちないように、具合をみて


そしてその上から紐をかけている。

紐のかけ方には、順番があるようで

下から通して、ずれないようにクロスしている。


運ぶとき、床をすべるように

するするっと動かして、

紐の部分を手と腕で支えている。

たんすを運ぶとき

女性と男性が二人で運んでいるときがあった。

この女性は年代は近いだろうけど

私よりは確実に年は下だろうなと思う。


そのときもずっと淡々としていた。


様子からいってかなり技術のある引越しの人で

しかも、女性の。

主婦っぽい感じはあまりしない。



途中、ほこりで

何回もくしゃみをされていたので

ほんとに申し訳ございません・・・

というきもちになったのですが。

(前の引越し屋の箱のまま置いてあるものもあったりして)




引越しやさんにお願いしたのは

それなりに意味があったからだったんだけど

やはり頼んでよかったなと思いました。




まぁ、おおまかに見積もりの段階で

おハナシしていたので事情は察してくださっていただろうけど

結局作業開始から

1時間半くらいで完了し終えた。




私はいつも、珍しい状況にたったときには

すごく観察してしまうのだけど

(たとえば自分が入院したとか、

普段は行かない場所に

行ったときに応対してくれた人の様子とかを)


若い人の引越しではない

こういう作業をいつも見続ける人っていうのは

ある程度察してしまうだろうことが多いだろう

(タクシーの運ちゃんだってそうだろう)



最後、書類の確認と

お支払いのとき

やわらかい東北弁の人は

若手の男性だったことがわかった。



作業中こちらからは特に声をかけることもなく

ただずっと、じっとみていて

手を洗ってくださいねっていうタイミングも逃して

女性の方にはお礼も言えなかった。


とりあえず、少し包んで

「どうもありがとうございました」

と言ってお見送りした。



・・・・



私はたぶん

形だけのことができない人間で

結婚してますって言うことにしといたほうが

丸くおさまるし人生はすごく楽だし、安定はしてるんだろうなと

思うのですが

(だからといって、夫だった彼が悪いというわけでは

決してないのですけど)

適当に家でごろんとして、

お買い物にたまにでかけてランチで満足みたいな人だった、はず!

なのに、実は本来そういう人ではなかったのかも

しれません・・・




今日この作業に立ち会って

もう二度とこんな光景を見ないように

胸に刻んでおこうと思って

じっと近くで作業を見守りました。



引越しの作業は力仕事で

いろんな状況があるにもかかわらず

またしても、今日はすばらしい秋晴れで

作業はスムーズにはかどって

いい方たちとその仕事に出会うことに恵まれました。


・・・・ 感謝。




終わってから、要らないものを共同で捨てて

自分で持って帰りたいものもけっこうあったので

(レインブーツを発掘。)

途中まで夫に荷物を持ってもらい

タクシーで帰ってきた。

タクシーを降りるときも

「あわてなくていいですよ。」

って運ちゃんにいわれて・・・。

(いちおうフリマでもしますのって顔してたんだけどなァ・・・)



これはたぶん東京にいるときの

引越しみたいなこと。




こういう光景やできごとや

その仕事の技術をみて拍手したいようなきもちになったことは

今の自分だから感じ取ったのかもしれない。




晴れている今日のことは

忘れないようにしようと思って

これを書いています。。。




魚   なんだか超わたくしごとでスンマセン。


      すいぃーっといきまっせーーー。