研究室のともだちから
近況報告のメール。
こんどのれいこちゃんの結婚披露パーティーで
一緒に受付をするみゆきちゃんです。
といっても、研究室を後にしてから
連絡をとってたのは、れいこちゃんだけなので
ほんとに最近のことで
会うとなるとかれこれ、2年前の秋から春、以来ですねぇ。
いろんな職場を通り過ぎて、今があるのだけど
やっぱりここでのおしごとが何か決定的なものを左右していたかも
しれません。
ひとそれぞれ、そういうポイントはあると思うし
流れるように、一つの方向へ進んでいく人も
望む方向へどんどん進めるひとも
方向転換を意識して図る人
いろいろだと思う。
私の場合は大きく転職、といえるようなことでもないし
人からみれば微々たる「所定位置の変化」かもしれないけど
専門にしている軸があったら
10年前とはまったく違っているので
ほとんど別人かもしれません。
生き物としては進化してるかもョ!!
妹は
おねえちゃん大阪にいるときは
髪カールしてなかった、といいます。
水がかわったら髪の質も変わるというけど
そういうところでも何かすこしずつ
入れ替わっていったものはあるのかも・・・。
研究室は
やはりさすがに今から思うと
「それだけを研究している」場所だし
専門性が高い。
どちらかというと
全部を平たく知ってみたい私にとっては
かなり異文化な場所だったけど
さすがに現場にしばらくいて
学生さんと一緒にすごすっていうのは
ほんとうに貴重な時間だったなぁ・・・
と思う。
ほんとうは、ちょっとこの今の時期
会社じゃなくて許されるんなら学校に通いたいくらいだな
と真剣に望むくらい、いろいろなことがあった後だっただけに
そうしたら本当に
職場が「学校」になったので
周りの人から癒される感じがしていた。
人から無条件に信頼されるっていうことでは
家族以外の人から、何かをうけとる感覚がここで回復したのかな。
世の中を知っていくのがこれから、という人の
雰囲気にまぎれてしずんでいるのがそのときの自分には
ちょうど心地よい感じがして。
その中にひとり
滑舌よく話す女の子がいて
それがみゆきちゃんなのですが
ある日、さすがに
「この人は研究に没頭しているより
もしかしたら会社で話すことが必要なしごとをしてるのが
むいているのかも・・・?」
と思ったときがあって
「もしかして、帰国子女の方なの?」
なんてきいてみた。
かなりあてずっぽだったけど
ビンゴ!
☆
お父様のおしごとの関係で
イギリスで生まれて、小学生の低学年まで
バーレーンで育った、といっていた。
(そういえば、植物が好きだったので
理系の学校にすすみ、それをどんどん
細分化していったら、今の場所にたどりついた
とのことだった)
そのときに受けた影響が今も残ってて
テレビで決まった時間になると
お祈りが流れたり
何か罪を犯したら、片手をばっさりと切り取られたり
そういうことが当たり前の文化だったので
楽しいこととおなじように、そのことも
よく覚えているんですョ
ってお話してくれた。
研究の合間に、コピーかFAXの横で
ふたりのときにそんな会話になった。
彼女はもしかしたら、そのころの話を
話題の多い人だったので、研究室の仲間に詳しくは話してはいなかったかもしれないけど
よそからきている人には、そういう話はかえって話しやすかったかもしれない。
違う文化を持っている人には
ふつうに興味を持って接してしまう。
みんなと同じように、とか
そういうことが昔からすごく苦手で
目立たないようにと言われて気をつけるようにしていたら
途中でしんどくなってしまう。
・・・・異質の自覚はあったので
平然とそうしていられるような人に
興味を持つのかもしれない。
たとえば、関西人にしても
神戸の人、大阪の人、京都の人
もう少しすすんで、滋賀の人では
言葉遣いも違うしちょっとずつ文化が違っているので
なんとなく雰囲気が違う。
そういうのはじっくりみたり、一緒にいてみないと
微妙なところはあまり感じないし
どっちでもいいことではあるかもしれない。
けれども、ともだちには
そのあたりの間口の広い人がいいなと思ってて
(人と違うことそのものをあげつらうような
あんまり、ばかばかしいことを
話題にしたくないっていうのもあるし)
文化をひとつしかしらなくて
疑問にも思わない人といると
狭量だなと思ってしまうことがある。
ちょっと失礼してしまう話かもしれませんけど・・・
違っていることを出発とするか
同じことを出発とするかで
コミュニケーションの質が変わってくるからで
以前、違うことを出発とするともだちにであったときに
その広さにびっくりした。
私もできたらそうなりたいなと思って。
当時はまだそれには程遠いと思われた。
今も、口数が多くないので
程遠いのにはかわりはないけど
もう少し歩み寄るきもちは出てきてる(笑)
たまに女の人でも
男の人でも、ぐぐっとひきつけられる感じの人に
出会うことがあるけど
広さとか厚みを感じると
開いていくのですね。

女の人は男の人の
どんと動かないようなところや
微妙な心遣い感じられると
頼もしいなと思えて開く。
男の人も
女の人の独特の強さを知ると
抑圧から開放されるように
自由なきもちになれて勇気が出る。
のかなと思っているけど。
話がそれてしまった。
新しい世界とか
異文化の興味とか
そういうところに近いものを感じるともだちは
数年のブランクがあっても
またそのうち何かのきっかけで
やりとりがある。
こちらからの近況の報告には
「今こんなことをしています」
と言える、そういうところに居るのも
みんなと一緒にいられたおかげでーす
と連絡しておいた。
みんな会えるのを楽しみにしてくれてるらしい。
そこに居た時間は
たぶん半年もなかったけど
一生でみると、すごく色濃く残るのかな。
もしかしたら
何かと何かをまぜたり、切り取った一部を
顕微鏡でみたりしてみて
自分の一生で実験してみたいのかな。。。
( ´艸`)
ちょっと~ふりむいて~
みただけの いほおじん~ ♪
