今の会社の面接は、私にとってはエポックメイキングな


時間の思い出となっていまス。


研究室の面接とおんなじように


自分がどうしたいか、というのを


思いっきり語ってしまったのでした・・・。


心身のコンディションがピークに達して


よかったというのもありますが


これまでの面接の中では


いちばん自由に思っていることを話せた、感があります。




実は、前日に違う会社の面接があって


半分くらい決まりかかっていたのです。


その会社はしっかりしているところだったので、


「ワクチン系」の仕事を選びたかった私には


朝が若干早くなったとしても、きもちはそちらにありました。


(ある方に、いくつか仕事のオファーのあった


会社について話をしたときに


「薬の仕事で言うと


市販薬を扱うところより、


ワクチン系を扱うところの方が


どちらかといえばpureな人が多いと思うよ。


あなたは感受性が強い方だと思うから


もしかしたらそういう環境がいいのかもしれないね。」


という話をそのまま頂戴して、だったのだけど)




そういうこともあって、面接は緊張はしたけど


半分くらいは「勝ちムード」で行けそうかなと


思った。



面接の前に、簡単に打ち合わせをすると


「先方は、いろいろな仕事をやってきた人を


ご希望のようですので、そのように経歴を作成しています」


と言うお話だった。



書類にはなんと、アルバイト時代の


歯科助手、紅茶専門店も載っているではありませんか・・・。


ちょっとびっくりです。


そして、「外資系総合商社2社」


と、記入欄がなくなったと思われるところは


まとめて書かれてある・・・。


そういう書き方もできるのか、と思った。


どちらかというとこれまでの面接では


マイナス要因に焦点があてられないように


「間をあけずにやってきた」ということを


淀みなく話さなければいけない、ってことばかりに


いつもきもちが集中してて、


自分がどんなことをやって


どういう仕事でこんな経験をつめました とか


そういうことがおいてきぼりになってしまってた。


これってすごく大切なことじゃないかなぁ。。


だって、いままでこんなにがんばってきて


今ここにきています、と言える機会でもあるのだし。






「仕事のベースになる部分は、新卒で入ったメーカーで覚えて


販売の仕事で接客の経験をし


その後、研究室で研究助手と書類の管理をしました。


っていうようなポイントで話すのはどうでしょうか?」


と担当の方に尋ねてみると


「そうですね。わかりやすいと思いますので


その感じでお願いします」


ということだった。



いよいよ時間になり


人事の担当の「おじさん」がこられて


(ふつうの「おじさん」です、と言われてて全くそのとおりの。)


お顔あわせの場所までご案内します、


ということで歩き出した。



その途中、人事のおじさんの


同期かおともだちの社員の方が


「xxさん、ひさしぶりぃ~」


かなんかでごきげんな感じの数人から声をかけられてて


にまぁ、と笑って手を上げて答えていたので


どうもこの会社は割にそういう雰囲気のあるところなのか


と思って、エレベータに乗り込んだ。


途中でどんどん人が乗ってくるので、


いちおうは今日は「来客」であったものの


「エレベーターガール」をしなくてはいけなくなるほどだった。




お顔あわせの場所に到着すると


今回の仕事の上司の、ボス3(女)と部署のHeadのアシスタント


そして今の所属の部署の上司となる方、の3人が待っておられて


人事のおじさん、


そして私と、エージェントの方というお顔あわせが始まった。




まずはいつもの台詞で


「haruと申します。


お忙しい中、お顔あわせのお時間をいただきまして


どうもありがとうございます。」


と笑顔で挨拶。


とりあえずは、ここでつかむ。




人事のおじさんが


「それでは経歴を簡単にお話くださいますか。」


というところから、進行していき


うちあわせの通りに、まずは新卒で


電子部品メーカーに入社して


仕事の基礎となる部分をここで学んで


その後・・・と続けた。



先方は


「部のグループアシスタントと、


ひとつのグループのアシスタントをしていただく予定です。」


といい


なんとなく、最初聞いていた話よりも


範囲が広いのでは・・・?と思われたので


質問をしてみる


「その部には、いくつくらいグループがあるんですか?」


「おおまかには4つですね。」


以前アシスタントをされていたということですが


そのグループは何人でしたか?」


「だいたい、6人から10人くらいです。」


「・・・・・。」




そこで私とエージェントの人は


「おいおい、だいじょうぶか・・・


なんか人数多いんちゃうか・・・?」


と顔を見合わせて、一瞬怖いなぁという思いがよぎった。




どうしてかというと、


これまでの経験からいって、


営業アシスタントのようなやりとりが発生したと仮定すると


この人数だと、確実に仕事が集中して混乱してまわらなくなり


かえって迷惑をかけるんじゃないか・・・


そんなイメージが思い浮かんだのだった。




そのときに、様子をみていた人事のおじさんが


すかさず


「そんなことで大丈夫なんですか?


ある部署では(アシスタントの人ひとりに)


業務が集中してしまって、


仕事が続けられなくなった人がいるんですよ!!


その辺はどうなんですか?」


とけっこうな勢いでコメントがあって、


一瞬、どうしてこの人事のおじさんは


どうして俺の気持ちがわかるのだろう?と思ったけど


間髪いれずに、ボス3(女)とアシスタントは


「だからそのために、この人がいるんです!」


と声をそろえていって、この人、といわれてるのが


今の所属のボスでした。


ちょっとそのとき、えー・・?とたじたじしていたように見えた。


私も、そのときに初めて、その人のほうに


顔を向けたような気がする。


たしかピンク色のネクタイをしていて


なんだかこんがり日に焼けていて、優しそうな印象の


でも存在感自体はあまりないような


ちょっとそんな感じがしたので、


お顔あわせの前半は


あまり注意してみていなかったもので。


(失礼ですね。ごめんなさい。)




仕事が集中することを


怖がったのが、確実に先方に伝わってしまって


一瞬仕事に対して、引いてしまった状態だった。


そんなときは、相手のほうも引いてしまったりするのに


そうはならず、


仕事に対する考え方を聞かれたときに


「まだない仕事を相談しながら1から作っていくのが好き」


「沢山ある種類の、平均的なところをとって


標準化していくのが得意」


とか普通ならいわなさそうなことまで、言えてしまうと


「仕事の気分転換の方法は?」


とか


「仕事ではどうしても


合わないひとが出てきたりするものですが


そういうときは、どうしますか?」


とか


そんな具体的な質問に切り替わって


「とりあえず、水を1杯飲んで切り替えてから


またとりかかります」


「意見はどうしても一致するということは難しいので


すべて話してみた上で、


両者の納得できる半分づつのところを


とるようにしています」


とか答えた。




そうすると、どうしても来てほしい、


というのが伝わってきて


んんー、しかし、ちょっともしかして


務まるのだろうか・・・


私でいいんでしょうか・・・?と思いながら


残業は基本的にだらだらするのは


好きではありませんが


だいたいこれくらいなら経験があります、とか


複雑になっていることを、簡単にミニマムにするのが


得意です、とか


率直にありのままを伝えることができた。


面接をしてくださったみなさんも


とても正直で率直な感じがした。




人事のおじさんは


「残業は、このくらいなら大丈夫なんですね?」


と強く念押しされて、


結びのことばがあったあと


「それで、お名前はなんとおっしゃいますか?」


ときかれ


苗字と名前、字は 「治験のち」 と書きます。


と言った。




お開きになって、帰るとき


人事のおじさんは深々と頭をさげて見送ってくれた。




エレベータを降りた後


おつかれさまでしたー、と


担当の方から声をかけられて、


それでもまだ、失礼ながら


もうひとつの会社のことが気になっていた。


もしかしたら、来ることはないかも?


と思ったりもしたけど


とりあえず、勤務場所のビルまでご案内しますと


言ってくださったので、ご一緒することにして


私がした妙な質問


「職場に窓はあるか、


机は用意されているか、


自分のPCはあるか。」


それに答えてくださった。



なんでそんな質問をするんだろう・・?


と思われたことだろうけど


現在の職場環境に於いては


それすらもないところもあって


そしてそれを「あたりまえのように」


こちらに伝えてくる会社もあって


案外気がつかないかもしれないけど


これは重要なポイント。


(最近は、会議室用のテーブルに


コンセントの穴だけ開いていて、


そこに各自PCを持っていって仕事をするという


そういう会社も多くあるようなので


気になる人は聞いておいたほうがいいとおもいます。)


私は所定の「自分の机」


があるところでないと、落ち着いて仕事はできない、と


経験上分かっているので、


この3つのポイントだけは


どうしても譲ることができなかった。




それを満たした上で、


「このあたりは、なかなかいいお店もありますので


お昼に行ってみるといいかもしれませんよ」


と言う話だった。


きらきらと毎日 ゴーゴー!ランチ☆とか


そういうことには、もうあんまり興味もなくて、


選ぶことに重きを置いていなかったけど


なんとなく、毎日通うのには楽しいのかな?


そんなような印象だった。




そういうわけで


無事に面接が終わった。




帰りに、ほっとしたので


恵比寿ガーデンプレイスあたりで


お粥を食べようと思ってチャイニーズに寄ったら


席を待っている間に、早速電話が鳴って


もしかしたらもう結果?


という感じだった。


OKの返事だった。




でもそれは、食べてから知りました。



つづく・・・。