奥様から。 | haruのearlgreyな日記帳

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大阪神戸京都の三都ものがたり出身、現在Tokyo在住のharuです。
日々のお散歩、お茶とよしなしごとから始まったブログです。

2022年の年末、乳がんの手術をし備忘録を兼ねてそのトピックでも書き始めました。

がんのイメージを治療を通じて希望的観測に。

お昼過ぎたくらいに、同じフロアのアシスタント宛に

「明日お休みを頂戴いたします。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」と夕方メールがあった。

Yさんからだ。


Yさんはもうすぐ会社に勤め始めて1年になるそう。

この前、お昼を食べていたらそんな話になったので

お祝いしなくっちゃねー!といっていたら、

Rちゃんももうすぐ1年だよ、haruさんは?と

聞いてくれたので

「私は夏休みのちょっと前だから、もう少し後だよ」

といって、なんだかやや学生のような(?)気分になった。

朝顔の成長記録をみて、お互いに喜んだと思えば

ちょっとこのへんのつるのまき加減がいまいちだ、とか

そんなような日々の些細なことを話す。


彼女には2人のお子さんがいて

上の男の子は11歳、下の女の子は、8歳。

だんなさまのお仕事の関係で、しばらく外国で暮らしてたらしいけど

もともと英語が好きだったので、旅行も好きで

つい先日までは「おうちにいたじゃない?主婦だったのー」

と言っていた。

結婚の二次会に行くっていう人に

何かのアドバイスしながら、この前お昼を食べていた。


実を言うと、何をかくそうこの私も

5年ほど専業主婦だったんだけど、

だんなの転勤で東京にきてしまった頃から

人生がどんどん「焦点がしぼられてきて」

じっとしていられなくなっていったのでした。

じっとしていられない、と悟ったのは

何をしているときだったんだろうなぁ。。。

会社の人は、ものをたずねるときのタイミングをみて

まぁなんとなくは、

「随所ににじみ出る大阪のおばちゃん」的なところを

察してくれてはいるんだろうけど、

現時点では、わざわざ人に話すようなことでもないし

隠してはいないけど、話してもいない。


彼女は、人のめんどうみがいいので

社員の方や、上司からの信頼も厚いし

アシスタントのことも、いろいろみてくれている。

会社っていうと、割と「すみわけ」みたいな感じになってしまってるところもあるけど

うちの会社は、アシスタントの周りに

日夜仕事をがんばってる女子が、

普通のたわいない話をしに集まってくるっていう、

おもしろい現象。。


人から

「うちの部署のめんどうをみてくれてる」って言われると

まだ思ったところまで、持っていけてないから

謙遜じゃなくて、違います~まだなんです~、みたいな

ちょっと後ずさりしたいような、恥ずかしいような気になってしまうけど

彼女くらいしっかり、人のことをみてあげれて

きちんと言葉にすることができたとしたら、

女の人としてはすごく強くて明るくて、いいなと思ってしまう。

(言うとくけど、あんたはまだまだやでー。)


うーーんと、ちょっとここまで書いてみて

うまく自分の言葉になってない気がしてきたけど、

要するに、人生のさまざまな場面や

もしかして難局だったの!?を経験してみると

それが必ず仕事やその他のことに余すことなく生きてくるのだよね

ということが、今の職場ではよく分かります。

そういう人でないと、いいものは作れないし

作る人を守ってあげることもできないよね。


一緒に笑ったり、怒ったり、

悲しいときには近くでそのきもち理解してくれる人

優秀じゃないただの同僚だけど、そんな人ひとりいるくらい

いいんでないかい?


なんて思うのでした。