会社の中の、改善提案とか業務改革の場面に
出あったことがある人、ない人。
どうですか?
社会人として、最初に入社した会社がメーカーだったし
世の中がこんなに複雑になる前に就職したので
単純に、「残業はしないでください。しても残業代でません。」
とかのそういうことはよく覚えている。
とてもローカルな雰囲気の職場で
女の子なんだから、暗くなる前に早く帰りなさいよ。っていう
おばちゃんみたいな総務のおじさんがいたなぁー。
それと、「代表に電話がかかってきたときには、
ダイヤルインの番号を知っているかどうか聞いて
知らないお得意先様には、次からここにおかけ下さいねとお願いする」
とかの、ちょっとした「改善提案」を出すのは当たり前の社風だった。
こどもの目線で、ものを考える感じで今から考えるとちょっと、ぷ。
と笑うような話もあった。
どんな本を買ったかはもう忘れたけど
報奨金、として一件につき、図書券1枚でした☆
今、近くでそういう動きがある。
会社が裕福すぎて、そのような改革案に慣れていない人たちにとっては
けんかを売っているように見えるのかもしれない。
いろんなテーマで、一日のほとんどをミーティングの時間で
費やしているっていうのに、
どうしてそんなことがいえるの?じゃぁどうしろっていうの?といって
ぶりぶり文句を言いたくなるきもちも分からない訳ではないけど、
そちらの側にたつと、多数派の意見の中にいるのが
心地いい人は、いつまで経っても自分が変わることなんてない。
どうやったら、決められた時間内に納めることができるか
考えたことがありますか?
結局、毎日遅くまで残業することに慣れきってしまう人生の人って
最終的にその後どうなるか、知ってますか?
とちょっと聞いてみたい気もする。
習慣っていうのは、ほんとうに変わらない。
恐ろしいくらいに、人の考え方やことばに影響する。
場合によっては、病気になることだってあるかもしれない。
たとえば、人が一日かけて仕事をするところを
半日でやり遂げることができたら、
単純に労働時間も半分になるので、その分は会社の得になる。
工夫をした人は、というと
標準よりも短い時間で仕事を終わらせることができたという
技術があったわけなので、その分はきちんと評価をされるべき、
かな? と思った。
目には見えにくいことを、アピールするって
なんだか勇気がいるんですけど、していいでしょうか。。。
(あんた、英語もっとしゃべれるようになってからにしぃや。
とおっさんの自分が近くでささやいてますが、
生活かかってますんで、待てまへん。)
ただ、仕事を頼んだ側の人が
半日あいた時間を、どういうふうに使うか、というのは
それはまた別の話で、いつもと同じように残業をして過ごしたってことになれば
残業つけて帰るだけなので、何も変わりはない。
以前どこかの職場で、私が入ってすごく仕事がうまく回ってよかったよ
とほめてくださったことがあったのだけれど、
結果的に言うと、その職場の上の方が
仕事の進め方のプロセスを変えることをよしとしなかったので
それぞれの従業員が改善の方向に向かいたくても向かえなかったために
残業代は減ることはなく、人件費の圧縮につながらなかった。
ということは、ひとり欠員が出た場合は、そのような職場には
欠員分の人は入れてもらえないことが多い。
ということになると、責められるべきは
どこになるのでしょう?
という話なのですが。
人の意識を変えるっていうのは
根底から影響を与えるくらいのパワーがないとできないことなのです。
私の知っている、お世話になった方は
日々そんなことに取り組んでおられるので
とっても頭がさがり、尊敬してしまいますが
それをやりとげるだけの、passion を持っている方ばかり。
陰ながら、異邦人としてささえていこうかなと思っているところ。
