もともとブログには興味はなかったのだが
「haruさんブログやってますか?」のひとことから、始めることになりました。
そういうわけで、更新というよりはアーカイブすることが今のところの目的ですので
皆さまよろしくお願いします。。。☆
おてやわらかにおつきあいください。
今生活の基盤になっている「月金のしごと」をしているけど、もうひとつ
いつかは物書きになりたいと思ってきていた。
いつどういう形でとか、構えてそんなこと考えていたのではない。
ただちょっと書いてみたりしたことの、受けがよかったり
案外周りの反応が大きかったり、きちんと読んでくれる人がいる実感が
10代の頃からあったからなのです。
書き方のスタイルみたいなものは、ちょっとまだ見えてきていないのだが
短編集をいくつも書いて、まとめるような形のものが
40歳くらいまでに上梓できたらいいなと思っています・・・☆
実際的には、字を書くことでは、3回オファーを受けたことがある。
1回目は、東京にきてそんなに間もない頃になるのですが
知り合いのスタイリストさんのアシスタントの方から
「今度雑誌で彼女の連載コーナーをやるので、できたらそこに
haru の文章が欲しいのよねって言っているんだけど。(構想中)」
というのをもらったことがあった。
・・・この件は、なんとなくミスコミュニケーションが続いて、
立ち消えに。
わたしも、まだその方や周りの方とのおつきあいが浅かったので
そんな中、自分でいいのかなぁと思ったりしたので
結果はそれでよかったかもしれない。
今はその雑誌は、美しい写真が沢山載っていた伝説の雑誌になりました。
2回目は、オファーというより自分から売り込みにいった、に近いのだが
将来ここで出せたらいいなと考えていた某メジャー出版社に、
このような本で自分で出してみたいのですが、と
相談のかたちで伺ったことがあって、
そのときは、とりあえず書いたものをある程度まとまったところで
見せてください ということだった。
そういえば、私は一般人で素人ですが、アポとって行ったし
きちんと担当の方が応対してくださったのだったわ。
ほとんどこのブログと同じような形式の書き方だったので、
内容は稚拙かもと思ってはいたが、見ていただいたところ
「描写が荒すぎる。登場人物がどういう人なのか、あなたは知っていて
分かるかもしれないが、こちらには分かりません。」
のような、けっこうなお言葉が返ってきた。
どちらかというと、あんまりくどくならないような書き方を
あえてしようとしていたので、本を出すときにこれではだめなようだと
逆にはっとすることになった。
こちらの書き方をいい方向に持っていってくださろうという
お忙しい中の配慮だったと受け止めていたけれど、
そのときは諸事情で書くことだけにプライベートの時間を
割けない状況だったので、落ち着いて書けるようになるまでは
時間をおくことにしたのだった。
そして、3回目。
このときは、研究室の仕事を始めさせてもらったところの
全体がまだ見えていないときだった。
とある転職サイトの、「就職ご相談コーナー」にたまたま
30代女性 ご相談者ということで、お伺いすることがあった。
相談を受けてくださったのは、ヘッドハンターの女の方だった。
多分その業界では、有名な方だろうと思う。
そのとき、最初にご相談をしたときから、実際に会社に伺って
お話のやりとりをするまでをみていてくださったご担当者の方が、
「就職が決まった暁にはサクセスストーリーを書いてみないか。」
と言ってくださったのでした。
相談に行き、ちゃんと記事になり、おやつもいただいて
その上こんなお話までとちょっと心がぐらっときたのだけれど、
サクセスっていうのは、成功している人が書くものでしょ、
しかもまだ最初の一歩が始まったところ
この先どういうふうに進んでいくか全くわからない状態。
そして、ちょっと自分の人生の一部分でも本のかたちになっていくのが
まだ恐れ多いきもち、早いような気がした。
ほんとうに有難いお話だと思ったけど、そのときは丁寧に
お断りしておいた。
要するに、これはこうですと言い切るだけの
自分への信頼とか自信とか責任は
まだもう少し経験積んでからかな、と素直に思えたから。
結局そのご担当の方は、去年の秋に別のお仕事へ転職されると
わざわざご挨拶をいただいて、陰ながら応援しているところです。。
(その節はほんとうにありがとうございました☆
感謝しております。。。)
上の話はこの3年くらいの間にあったできごとなんだけど
ちょっとこの1年くらい、まるまるすっかり頭になく忘れていた。
日記もつけてなかった。
ほんとうは落ち着きたいのに、なかなかその場所にたどりつけない
遊牧民みたいにして過ごしていたのが
今の会社に入って、「あんた、今のそれでよろし。」と
言われてはないけど、そんなようなことを感じることができて
いっぺんに不安なきもちが飛んでいったから
ちょっとゆっくりしていた。
もちろん、これからも勉強や努力は続けたいと思っているけど
人に話したことのない、自分の根っこの部分を認めてもらって
安心できたのは初めてだったので。。。
それが去年のクリスマスの日、会社の帰りに
なんとなく立ち寄った青山ブックセンターで
(ちょっと何かヒントが欲しいようなときには、本屋にいきます)
村上春樹さんのマラソンのエッセイの本を手にしたところで
「ところで、あの話は、どうなったの?」
と耳の近くで誰かにささやかれたような気がした。
全くそれは「気がした」だけなのだけれど
そういや私、物書き目指してたんやん・・・と思い出したのだった。
おもしろおかしい出来事を、つくったりしなくても
なんだかよく分からないけど、日常に起こる出来事の中の
一こまを切り取るぐらいで、沢山の物語をみてきた。
この日久しぶりに購入した、春樹さんのエッセイには
「この本はどちらかというと、マラソンを通した経験則のようなもので・・・」
というくだりがあって、まさにその通りの
たわいのない出来事であっても、自分の感覚通してみた
ものを書くことができたら、と感じた。
ヨガをするようになって、早起きができるようになったし
眠っていたからだの感覚がよみがえってきたというか
以前の物事の受け止め方と、少し変わってきたかもしれないので
いい方にかわってきたし、よし!このあたりでちょっとブログでも。
なんて軽いノリなんですけど、どうでしょうか?
