自分はA型と思っていて、実はB型だった、
ということなどはあまりないかもしれないが
文系と思っていたけど、実はそうではなくて案外理系向きだったかも・・・、
ということはあるのかもしれない。
両方できます、というのがなんだかかっこええなぁ、ですけどね。
私の父親は数学得意だったと言っていたけど多分文系と思ってみてる。
すごくまじめで、理屈で押してくるタイプ。
そしてその兄である伯父は理系。
新しい電化製品はだいたい使ってみてる、みたいな感じでおもちゃと同じなんだろう。
最初の会社は、伯父のつてでなんとか入れていただいたのだが、
そのときは電気の会社に入るってことがすごくいやで、
最後まで抵抗してしまったけど、今はとても感謝しています。
仕事の基礎をそこで学んで身につけたと思うから。
細かいことも、集中して間違いなく、どんなことがあっても
必ず期日に間に合わせる。
そして、書類がどんなに増えたとしても全然平気というのも
そこでの実践が役にたっている。
というか、システムが案外整ってなかったせいで、
確実に早くせざるを得なかったということなんですけどね。
伯父は会社の創設時代の技術者で、回路の設計などをしていた。
会社から東北の大学に、一時期勉強にいっていて
笹かまぼこを送ってもらった覚えがある。(食い意地はってます。)
そのときは、おじちゃんそんなお仕事してはるの、へぇ・・・。
という感覚しかなかったけど、
会社に入ってから、電気の会社の技術者という位置付けは
理系の人にとってみたら、花形の仕事であったのだなと最近思った。
いくつかの仕事をしてみて、はっとすることがあるのですが
いつも、仕事を簡素化した、フローチャートではないけど
A4の紙一枚に全てをまとめた、「地図」みたいなものをつくってしまう。
それはかならず紙一枚です。
導線は、最少にして誰がみてもわかるものを書く。
初めてそこに来た人にもわかるような、
シンプルなものです。
そしてそれを、身につくまで何回も繰り返すというのが
仕事の覚え方として定着した。
たとえば、販売のときは
収納してある引き出しにはそれぞれ、鍵がついていて
照明のスイッチ、レジ、そのほか
開店と閉店に必ずチェックしなければいけない箇所がある。
それを番号を振って書いた。
速攻で閉店して、間に合えばエレベーターで上の階の映画観に
ダッシュできた。
たとえば、法務部にいたときは
一枚の契約書を作成するのに、Aという営業の部署から依頼があったら
法務の担当者が内容のチェックがあったあと、
再度書類の内容の確認と校正、日付、製本をし、
サイナーのスケジュールを確認してサインを2部もらい、
捺印の申請をし、それをピックアップし、
財務にいって収入印紙のウン十万のスタンプを押してもらい・・・(ヒヤッとする。。)
そこで必要な書類のコピーをとって
ようやく依頼者に渡す、という一連の細かい作業を
書いた。
部署は全て階が違い、サインは社長のが必要だったりして
あの時間がこれまでで一番の「加圧トレーニング」だったと思っている。
ここまで作業が複雑かつ、部署の往復移動があることを
その部署のHeadは、その紙を見せるまで知らなかったようだった。
辞める3日くらい前に出して、今こうなってますを伝えたので
自分には特に何かいいことがあったわけではないけど。
随分まえに、最初の会社の同僚から
「haruの書いたノート、まだ使ってるでぇ」
と言われたことがあって、活用してくれてるのかー、
ちょっとうれしいなと思ってた。
最初はあんなに、意味がよくわからないし、電球なんて興味もないし
第一会社の名前が外に全然出ないから、若いときの自分には
全然面白くもないなんて楽しめなかった時代もあったけど
もしかしたら、そういうことに興味を持つことを
おじちゃんはなんとなくわかっていたのかなぁ・・・?
と最近ふと思った。
ごぶさたしています。
ほとんど会うことはないけど、いろいろ考えてくれてありがとう。
