秘密と嘘は、人生にはつきものです。
と、ある友達がコメントしてくれたことがある。
私いつも自分には正直でいたいけど、
嘘で守らないといけないことは、ままあるかな。
真実は剣、嘘は盾です、と何かで読んだ。
あるともだちが言った。
ともだち:
「クリスマスの次の日に、自分の職場が来月なくなるって聞かされたらどう思いますか?」
「たしか、その次の年の2月に店長になると聞かされていて、ミーティングなんかもし、
仕事に集中できるような環境も整えはじめて、そのためだけではないけど
引越しもしていたのに、そのときまでまったく説明なく別の職場に変わってくださいといわれたら?」
「そしてそれを告げられたときに、同じく今後の身の振り方考えて
その答えを(手帳みながら)年末までの4日の間に返事ちょうだいって言われたらどうしますか?」
「そしてその同じ時に、クリスマスに仕事休みたいって、
あなたそれどういうことなのよ、私まで仕事してるのに。
って悪いことしてるみたいに言われたら
どう思いますか?」 → ともだちは「教会に行きたかったんです」と答えたそうだけど。
「職場がなくなるのに、経営状態についても全く触れずに、
自身のワンマン経営について、ごめんなさいのひとこともなく
あなたの今の選択が間違っているんじゃないの?とまで社長から言われたら
どう思いますか?」
「こんな不誠実な人が近くにいたら。どういう行動をとりますか?」
私:「そりゃあ、そんな会社、速攻辞めて、
どんなことがあろうと新しい人生
がんばって一からやりなおそうっていう気になりますよね。普通。」
普通に生きていても、たまに、
ものすごい不幸を背負ってきた(と自分で思っている)人に
損害を負わされてしまうことがある、とそのともだちは言っていた。
人生についてしっかり考えて、そのこと伝えていたのに
信頼している人から、嘘を重ねて最後の最後、こんなことになるなんて
心から許せない、と友達は
きれいな横顔でワインを飲みながら淡々と話していた。
彼女の弁護ではないけど、
基本的にまじめで、人から信頼される人だったので
最後の最後に、人を呼ぶことができて、月の目標の3倍!の成績を打ち立てたそうです。
誰も何もいえないような結果を出した。
それでも最後まで、その社長は彼女に難癖をつけたらしい。
怒鳴って電話をかけてきたりして。
彼女はそのとき「弁護士の先生に相談します。」と言って
長く話さず電話を切って、
そこからは自分でどんな方法で行動を起こしたらいいか
考えたそうです。
彼女はいろんな方向から考えても納得がいかなかったので
一般的に、正式な方法で抗議をすることにしたのだった。
弁護士の先生にお願いするような「価値のある内容」ではなかったので
役所の世話になることにしたようで
法律については必要に迫られて、知る必要があったので
ここから興味を持ったようだった。
いくつかの役所に、起こったできごとを伝えて
そのあと、役所を通じ本人に伝える形になったので
彼女はその返事をかたずを飲んで待っていた。
おととしの冬から春にかけてのことだったと思う。
仕事はすぐには決まらなかったようだし、
その間は落ち着かない毎日を過ごして
やっと決まった仕事が、初めての外資系、そして経理部で
なかなかハードだったみたい。
いくつかの役所の回答は、
「先方は、本人が辞めたいといったので、その要望をきいてあげただけだと
このように言っている。
退職届も受け取っていない。とのこと。このような回答だったことから・・・・」
父親は
「なぜ内容証明で退職届を郵便で出さなかったのか。」
たしかにそれはそうだけれど、
「そんなことをすると、かえって神経を逆なでするかもしれないから
お菓子の上につけて、一緒に送ったら?」
と言ってくれた先輩のことばを受け入れて
そのようにしたのだった。
結局その先輩っていう人は、辞めるまでの相談を逐一受けていたにもかかわらず
「そんなことは知らない。」と
役所に嘘をついた。
彼女はもうすでに、この件については
結果ではなく、抗議することのプロセスを学んで
日ごろから誰に、どういうところまでを開示すべきか、
また意思表示についてや、不本意なことを強いられたときに抗議することを学んだ、
といっている。
自分の一番核になるところまで、突き詰めて考えることになる
ターニングポイントだったのかもしれない。
実際、こういうことがあったおかげで
全く違う世界で仕事をするチャレンジをすることになっている。
ついこの間まで、人に話すこともできなくて
ようやく笑い話で話せるようになった、といっていた。
彼女は30代の半ばを過ぎて、そんなに若くはないし
みんなに心配されちゃうけど、今はとても幸せだし
そんなことがあったおかげで、今周りの人がどれだけ
心のある人かが分かる、と言って話してくれた。
簡単に嘘をつく人とは
もう仕事を一緒にすることは、自分にはできない、と強く思っていたら
正直でないとできないタイプの仕事のオファーが舞い込んで
彼女はその場所で、周りの人たちと信頼を積んでいきながら
幸せな最初の一歩を歩み始めていて
その中に、彼女のことを、とても大切に想っている人がいるらしくて
話をきいてると、その流れからフランス映画でもみているような気持ちにも
なるのだけど陰ながら遠くでいつも見守ろうと思っているのです。
ある日、その周りのひとたちと一緒に、おいしいワインを飲んでいたときに
職場がなくなってしまうということが話題になったとき、彼女は
「違う人生選ぶチャンスを与えられたと思えばいいんじゃないの?」
と言った。
