冬、聴いている音楽は、R&B系が多い。

空気がピーンとつめたい分、暖かいものを求めてしまうのかもしれない。。


夏は、ちょっと愛想のないくらいの声の人、Bebel Gilberto とかがいいのかも。


1月の終わりから2月にかけては、なんとなく Double を聴いている。

日本人離れしている感覚の人が、活躍しているのは最近増えているけど

デビュー当時はまだそんなでもなかったので、

世の中の流れと、音楽のクオリティーっていうのは

あんまり関係ないらしい。

12月に入ってクリスマスのあたりは、Alicia Keys で、

電車に乗っているときの満員電車で、頭をぶんぶん振っている女の人の耳からは

「If I Ain't Got You」が流れていた。

いつもは快くないけど、頭振りたくなるきもちそれ、よく分かる。。。


ヨガの先生に教えてもらって、この冬は Joss Stone って人をよく聴いた。

多分、ヨガスタジオの受付で流れていて、初めて聴いたのが

「Bruised But Not Broken」 という曲だった。

あ、いいね、この感じ、これ誰?って聞いたら、

オーストラリア育ちのヨガの先生が、Joss Stone 。って書いてくれて

早速家で、itunes でダウンロードした。

その他の曲もなかなかいい感じで、イギリス人の発音って

やっぱり聴きやすいと思った。


ある日、ある曲にとても共感することがあるけど

それがどうしてなのかは分からない。

英語は得意ではなくても、なぜかその曲の歌詞と

フィーリングがぴたっとくるときがあって、この曲を初めて聴いたときは

そんな感じだった。


音楽って、たかだか3分とか5分とかの時間だけど

それで随分心が休まったり癒されたりする。

常に聴いていたいほど必要ではないけど、音楽がないと、多分私は生きられない。

ちょっとまだ、かさぶたになっていないような引っ掻き傷をもっているとき

R&Bの暖かいムードっていうのは、薄いグレーのカシミアの毛布みたい。

3分でもくるまって暖かく眠ると、またいつもの自分に戻れる。