らちこに8公演目。
前楽です。

「優しい炎」で、手をずっと彼に握られてる良知レイですが、今日は膝頭or太腿に手をおくところで、足ではなく、握っているこに彼の手の上に自分の手を重ねて包んでいました。
ここにきて一番の幸福をみせてくれました。

「お前がいなきゃダメなんだ」の1回目がちょっと優しかった気がします。

「♪完璧な夜を過ごそう~」の後で、彼が頬をよせてすりすりしながら、久しぶりにこめかみにキスしてた(かも?←5列目からでは微妙に判断出来ず)

護送車で何度も苦しそうな表情を浮かべて耐え、それを消してから笑う。
「勝ったのは僕だ」と言いながら流す涙。

この日の良知くんは99年からシャワー室で殺されたの下りまで泣いてました。
それでも彼に対して強い言葉を放つ時だけは泣かない。
小西くんも泣いてた模様。←基本的に良知くんを見ているのでいつから泣いてるか分からなくてスミマセン;;
鼻水キラキラだけ確認しました。
(どうでもいいけど、泣いた回はカテコで小西くんがお辞儀している間に、鼻水を拭う良知くんですが、右手で拭うとその後、その手で小西くんと手を繋ぐんだよ!と本当にどうでもいいことが頭をよぎります)

崩れた凄い表情もするのにふとした瞬間の良知くんがとんでもなく綺麗に見えました。
彼を愛している存在としてそこにいた。
役者として大きな成長をした舞台だと思います。


2~4回目までスタオベでした。二人ともうるうる。
はける時に肩を組む二人の背にやりきった感がありました。

今までの公演で最高の私と彼を魅せて頂き、多幸感でふわふわしています。
スリルミーを観てこんな気持ちになるなんて。
良知くんと小西くんが作り上げた悲しいけれど、どこか優しい物語は後一回です。

美しい二人が破滅に向かう姿は切なくて、痛くて、儚くて。
そして愛しい。
スリルミー らちこに7公演目。

良知くんの私が凄すぎる。
公演を重ねる度に彼への愛と悲しみと苦しさが溢れてくる。

「超人たち」で、恐怖に震えてるのに彼に抱き締められた瞬間に幸福に満ちる表情。
「スリル・ミー」で、彼に拒絶された瞬間に、私の指が震えた。
色んな場面で彼の手や腕に縋るように触れて、振り払われてを繰り返していた。
彼への思慕が痛いほど伝わってきた。
去年より格段に彼に溺れている。

Sっけ全開で僕のものだ!支配してやる、と迫りまくっていた良知レイが、彼が欲しい、もっと抱いてみたいな色気を出してくるとは。
良知くんの幼い顔立ちも相まって、時折女の子のように可憐に見える。

ここまで全身全霊で私に染まりきるとは思ってもみなかった。
小西くんなんだか分からないけれど有難う!
良知くんの努力だけじゃあぁはならないと思うのです。
いい信頼関係を気付けて、うまく小西くんに引き出してもらっている気がします。

「超人たち」でロープを良知くんの元に投げる時に、落したか踏んだかして、小西くんの足下に落ちてしまい、ロープを指差した小西くんに、うんうんと頷いて四つん這いのまま拾いにいった良知くん。

いつも安定している良知くんが99年では歌詞を飛ばす(伴奏だけ流れた)ほど私に入り込んでいました。その間、小西くんは俯いたまま待つ。

ミスしても彼と私としてフォローし合いながら堂々と処理してました。

カテコは3回目、4回目とスタオベでした。
らちこに6公演目。
記録用のカメラが入っていました。
そんなわけで小西くんがスリルな場面をたくさん下さいました。

でも演技は回を重ねる度に余計なものがそぎ落とされるようにどんどん「私」と「彼」が浮き彫りになっている感覚を受けます。
当初は違和感を覚えた単語を強調する歌い方も3公演目あたりから不自然さが消えシンプルに変わっています。
素晴らしい公演でした。


らちこにの彼がなぜ殺人にまで至ったのか分からないとまつかきオシの人に言われて驚愕。
ってか、そんなこと考えながら観てるの?
でも、考えればわりと容易に思いつくような。
人それぞれの解釈だけど、自分のはこんな感じ↓

冒頭のバードウォッチングの二人の関係とかかなり顕著。
待ち合わせの最中にあれだけ楽しそうに鳥を見てたらね。
しかも良知レイは待ち合わせの3時を過ぎていると気付いていても、金時計を取り出して確認することもない。
マッチを取り出す時に金時計がジャケットのポケットに入っているのが見えるので、持ってはいるけれど、使っていないのです。
時間を確認することなく楽しんで鳥を見ている。彼が必ず来ることが分かっている良知レイ。

「何が面白い。鳥なんか見て」と、冷たく言い放つ彼。時折、顕著に怒りを滲ませた言い方をすることもあるこに彼に、私の存在が殺人にまで至らせたのだと思った。

超人であることを世の中に証明すると言いながら実際は私に証明したい。
今まで通り手の内で飼い慣らして崇拝させておきたい。
俺だけを愛していればいいという実に子どもっぽい起点。

史実を元にするなら酒浸りになり生活態度に難色を示されながらも大学を卒業して(それでも最年少卒業記録を打ち立ててる)戻ってきたら私には結婚を前提に付き合ってる彼女がいたら彼も内心では苛立つような。
自分が私に対して安堵や執着していることを認めたくないくせに。

WHYの歌詞でストーリーが分かるように、冒頭のバードウォッチングに二人の関係を巧く明示している気がします。
この回では、バードウォッチングの場面で、私に触れる寸前、彼がふっと頬を緩めて表情を和らげた後に、無表情に戻り羽交い絞めしていた。
一瞬だけ垣間見せた私への想い。
久しぶりに会う私。
久しぶりに触れた私をがっしりと羽交い締めする。

らちこにの愛情表現は切なくて苦しい。
ここにきて小西くんと良知くんの演技の呼応が凄まじいので、余計にそう思います。

他にこの回で印象的だったのは、人工呼吸のシーン。
キスする前に結構長く彼が私をみつめていました。

良知くんの演技に艶が混じるようになり、彼が大好き、抱いて欲しいという匂いが強く漂うようになったので、容姿の強みをさらに引き立たせる官能さで空間がさらに濃密になった気がします。


続いてアフタートーク!

衣装のまま3ペアS席コンプリートタオルを持って登場する二人。
司会者からタオルの説明で、のっけからの販促に「申し訳ありません」と謝罪する小西くん。
うぅーん、こういうのを役者さんにやらすってどうなの?
しかも他事務所で年下で知名度もない子達と全く知らない韓国人のことを宣伝させるなんて。

良知くんは膝の上で端を合わせながら丁寧に折りたたんでいましたが、小西くんは無造作に椅子の背に引っ掛けて、後に退場する際にどこにやったか探してました。
二人の差が、私と彼っぽい。


■2度目の出演で、二人の関係性とかは変わってきましたか?

良知:
プライベートでの関係性は変わってきましたね。変な意味じゃないですよ。
前回は本当に稽古時間が短くて……今回も短かったんですけど。
台本を開くのに精一杯でしたが、今回は再演なので深い話(小西:そんな話したっけ?)
くだらない話をしました。

■相手の好きなシーン

良知:
超人たちのロープを叩きつけるシーン。すっごく幸せそうな顔(小西:絶頂です)

小西:
相手の反応を受けてやることが全てなので……まぁ、最後のあの顔は
(良知:どんな顔してる?ちょっとやってみて。こんな顔なの俺?なんで二階席観てるの!?)
どういう意図でこういうことをやっているのかを凄く今回は話しあったので、相手のリアクションひとつひとつが全部大好きです!!←力強く宣言してました。

トークが終わってはける時はこにらちも後ろに向かってしまい、扉が閉まっていたので、袖に引き返してました。
観る者の心を揺らすのは、なにかとらえ難いものに触れ、想像力を刺激するからだろうか。
ってことをスリミに対して思っていたのですが、最近は、ラストの「レイ」のせいだってことに気付きました。

出所した私に「レイ」とラストで呼び掛ける彼の声。
柿澤彼は優しい声で呼びかけ。
でも小西彼はけして甘くはない。
あの甘い声の持ち主が、その声音で呼ばない。
それが切ない。
しかもその直前に良知レイは彼を想って泣いてる。
そこが初演キャストとは解釈が違うなぁと思う。

初演キャストは彼も私を愛していたという解釈。
韓国チームは前回も今回の彼役の方もともに彼は同性愛者ではなく恋愛感情ではなかったという解釈。

あの甘くない呼び掛けが尾を引くのです。
私は彼が自分を恋愛対象として愛していないことを知っていた。だから記憶の中の彼はあの冷たい呼び名になる。だけど、レイという特別な名で呼ぶ。
「共犯者」
恋愛ではないけれど、たった一人の理解者としての私に対して彼の心が揺らぐものはある。
利用しているつもりでも、私の存在に安堵し、救われていたのだと。
彼は認めないし、気付いていないだろうけれど。

繰り返し観る事で受け取り方や気付きが増えていくことが魅力的な作品ですが、キャストもさらに進化していくので、より深い森に彷徨うことになる。

今日は休演日なので、忘れないうちに良知レイについて今、思ったことをメモしておきたいと思います。


一途なまりお私や、どこか諦めているような松下私と違って、彼が女の子と遊んでいるのを容認しながらも、腹の内では煮えくりかえって、彼を自分だけのものにしたい。自分を認めさせたい。自分を愛して欲しい。もっと抱きしめて欲しい、と肉食獣(動物で言うなら猫科のメス)のように首筋を狙っている良知レイ。

昨年の良知レイと今年の良知レイはかなり変化しています。
ベースは同じですが、これは初めて共演した良知くんと小西くんの距離がどうしても反映してしまうのではないかと。

誰よりも可愛い顔をした私なのに、とってもSっ気全開。
ガンガン彼を責めるように追い求めていた去年の良知レイ。
今はまだ駄目だ♪と言われて、なんでだ!と立ち向かっていたのに、今回は落胆してから、欲しいって、契約したんだからそれが正当な権利だと立ち向かう(基本Sなので立ち向かうのは変わらない)

でも今回は彼が好きで好きでたまらないから、そうなってしまう感が大分出てたと思うのです。

普通は好きな人に対しては甘えてしまうものですが、去年の良知レイは、ちょっと一線引いたものがあった。寄り添うことだって硬かった。

「ちゃんとお願いするんだ」
「おい」
の言い方が、男友達状態だったのが、随分ソフトになったなぁとか。
すっごくうっとりして可愛いなぁと。
前回もうっとりしてたんだけど、寄り添い方がぎこちない。今は自然にもたれてるし、小西彼がずっと手を繋いでくれているので、さらに幸せな雰囲気が。

サスペンダーを外す仕草も随分と色っぽく出来るようになって、好きで好きでたまらなくて、抱かれたい感を出してきた。その辺はむしろ女っぽい。あれだけ、対等に男として要求していたのが、激変です。

髪型も耳に横髪をかけて、後ろからかぶせてきているので、場面によっては女の子みたいに見えることも一因。
彼が好きだと言う感情が前面にあって、可愛らしささえも感じることもあれば、タチの悪い女状態な面も。
それほど、彼に対しての愛がはっきりと見えるようになった。

プライベートでも小西くんに可愛がって貰っているんじゃないかと。
小西くんが甘えてくるから、良知くんも甘えてもいいんだって、双方が相手に心を委ねられるように少し近付いたと思います。

でもお二人とも(主にコニタン)がとっても忙しいので、まだまだ仲良し度は足りないかなぁ。一ヶ月くらい一緒に稽古して、一ヶ月半くらいの舞台で共演出来たらもっと分かり合えると思うんだけど、なんとかならないでしょうか東宝さんw

そして、今季の良知レイを声量の足りなさがあったとしても絶賛したくなるのは、私が優位に立っても、自分が彼を傷付けることに対して罪悪感を抱いている演技が切なすぎて、しかも巧い。(前回もやっていましたが、ダークサイドな面をストレートに出してくるので、分かりにくかった)
その切なさを作品の色んな箇所にうまく散りばめている。

拘置所で計画の完成を自覚しながら、護送車で計画の全貌を明かしながら。
ただ一人の彼の理解者である私は、彼が自分の主導権の下に私をおいておきたいことも分かっているのに、彼を自分のものにするために、そして彼を守るために、私が優位に立つ。
殺人にまで手を染めた彼が、それ以上のスリルを求めることを想像した時、私の予想は最悪なものだったのだろう。

日本版にはないAFRAIDの歌詞「I'M AFRAID TO LIVE…I'M AFRAID TO DIE!」
生きることも死ぬことも怖い。

だからこそ、私が優位に立つことで、彼を守ろうとした。
良知レイの強さから、そういうことを思ってしまう。

そんなとりとめのないことをメモりつつ、明日は待ちに待ったアフタートーク!
どうか無事に銀河劇場に開演前に辿り着けますように。
13時まで仕事なんです(涙)銀河劇場ほんと遠い……


ところでスリルミー公式さん。
良知くんのお誕生日動画はいつですか?まさかないとか言わないよね??
まつかき公演とアフタートークショーを観てきました。
内容は1個前のエントリで比較の際に少し書いたので割愛。

去年も見たけれど、印象が薄く覚えていなかったので改めて観てきました。

柿澤くんも松下くんも同等な声量で歌えて、声色も普通なので(らちこには二人とも特色)、お歌のハーモニーは楽しめるのではないでしょうか。

けれど厨二病でドタバタ劇的な小さく纏まってしまった印象です。
知能が高いということもなくただの子どもでした。

二人の支配・被支配という関係で、絶えず口論が絶えなかったはずなのに、全くそんなふうには見えません。
幼馴染というところに重点をおいたせいでしょうか?
二人が仲がよく、通じ合っているように見えるせいで、逆転劇もぱっとせず、理解していると思っていたのに、理解していなかったという真実も今一つぼやけていました。

スリルというよりBL萌えみたいで、ちょっと期待はずれ感が否めない。

次回の公演時には新キャストで見たいな。