らちこに9公演目。
ついに千秋楽です。
開演前の公演にさきがけての注意アナウンスで、まさかの大失敗。
「マナーモードにしてください」
とのことで、客席から「んん???」とざわめきが。
「電源をお切りください」
と言い直したので、笑いがおきてしまいました。
スリルミーの時はいつも会場がシーンとしてどこかピリピリした張り詰めた空気になっているので、こんなのは初めて。
そんな幕開けで始まったらちこに千秋楽。
今まで良知くんは誕生日前後の決意以外Blogを更新することもなかったので、よっぽど今回は集中しているのかと思いきや、お昼前に恒例の見に来てくれた方のご紹介。
千秋楽だからきっと今日は気概が違うと勝手に思っていたので、このタイミングで更新?!と驚いてしまいました。
でも、最後の公演が始まって、納得。
開演前の笑いが起きたハプニングで張り詰めた空気が溶けた客席も、偶然なのに必然だったように思える。
前楽とは舞台上も客席も熱量が違いました。前楽の方が濃い熱が充満していた。
良知くんと小西くんも前楽の方が温度が高かった。
それは悪い意味ではなく、まったくの逆でした。
「装飾を剥ぎ取ることで見えてくるもの」
パンフレットの演出家の言葉です。
激しいやりとりがあっても、二人にどこか余裕が感じられ、さらに余計なものが削ぎ落とされたありのままの私と彼が存在していました。
余計な緊迫や激しい熱量は必要なかった。
そして、もう一つ、パンフレットを見て、後からそういうことなのかなと思ったこと。
「一度演技に幅を持たせると、元の演技に戻したとしても前とは違ったものになっている」
良知くんのお言葉です。
今季のらちこに初日。あまりにも昨年のらちこにの私と彼から激変していました。
けれど、2公演目でそれが和らぎ、3公演目には昨年のらちこにの私と彼に戻ったようでいて、もっと二人の関係が分かりやすく見えるようになっていました。
自然な私と彼のように感じられた。
最後まで予測不可能なスリルをくれたCチーム。
現時点での最高の舞台。
完成された私の物語でした。
千秋楽でこれを見せられて、何処か晴れ晴れとした気持ちです。
美しい二人が破滅に向かう姿は切なくて痛くて、儚い。
けれど最後に良知くんと小西くんが作り上げた私と彼は悲しいけれど、どこか愛するものへの優しい物語として一つの完成を迎えていた。
それを見送れたことで気持ちが昇華された気がします。
スリルミーでこんな気持ちになるなんて、らちこに最高の千秋楽でした。
続いて本編のいつもと違ったところとか、いつ見てもうっとりな場面の雑多メモ。
冒頭の公園でのキスシーン。
一回目のキスからちゅっと音を立てて離れ、いつもより長く顔を見た後にもう一度、貪ってらっしゃいました;;;
「やさしい炎」は今日も、良知くんの手を握った小西くんの手を、良知くんが逆の手で包んでいました。
彼にもたれて、うっとりした幼い表情。
あまりにも美しい光景でした。
良知レイは彼の顔が大好きな気がする。
一目惚れで全身全霊で愛しきった。
指を出せの1回目で指を切られる寸前まで指ではなく彼をガン見。
小西くんの容貌だからとっても説得力が。
「超人たち」で、いつもは頬すりすりしてるところで、結構長く良知くんのはえぎわあたりに顔をうずめてキスしてました。
ラストの陪審員の声「故意に現場に眼鏡を落した」から「シャワー室で刺されて」まで、良知くんが泣いてました。
カテコでは、
2回目:肩を組む。
3回目:良知くんが服で手をごしごし拭いてから握手を求める。コニタンも笑いながら服で拭いて握手。
4回目:良知くんがコニタンにおんぶをおねだり。どかっと勢いよく背中に飛び乗りピース。コニタンがおんぶしたまま良知君のお尻を叩く。
5回目:良知くんがやる気満々でしゃがみ、コニタンが苦笑しながらおんぶされる。即効よろける。そのままよろよろとはけました。
他にもピースしたり、繋いだ手を高く掲げたり、真ん中でわたわたしたりしてましたが、鳴りやまない拍手に胸熱で記憶が飛んでます。
(特に4回目のおんぶ事件で色々崩壊しました。良知くんがコニタンに甘えてる!!!!)
事情聴取後の公園で、「警察に行って全てを話す」のくだりで、良知レイは彼に「一緒に逃げよう」と言われたかったんじゃないかって唐突に思いました。
二人で遠くに行けば幸せになれるって夢見て。
逃亡の手札も用意してそう。
彼が自覚してない望みも汲み取って叶えてあげそうなのが良知レイだから。
「見殺しにはしないよ」の良知くんの言い方が優しくて、いつもその場面できゅんとなる。
良知レイは、何も感じないこに彼を包み込んで体温を与えてあげるような愛し方をして、それでも、彼を救えなくて、あの結末に堕ちていったのだろうけれど。
こに彼は良知レイの包み込んで労わってくれる愛を母性のような無償の愛に感じて、親から得られずに満たされないままでいた部分が埋まっていく感で安心していたかもしれないけれど、良知レイは自分と同じ少年であって、欲の伴う愛であることを最後まで理解してなかった気がする。
スリルミー自体はこれからも再演されていくだろうけど、ホリプロ所属じゃない、らちこにはこれで最後なのかなぁ。一つの完成を見せてくれたからこそ、さらに突き詰めたスリルが欲しい。
再再演に願いを込めて。
良知くん&小西くんお疲れ様でした。
そして、最高のスリルをありがとうございました。