なんとなく左の下腹部が痛い…
シクシクと…
でも食べればいつのまにか治っちゃうだろう…いつもどおりに…
そうタカを括って食べた普段通りの食事。
でもその時は治りませんでした。
治るどころか痛みが少し増していたので
さすがに気になって近所の内科へ行きました。

医師に下腹部を押されて、盲腸の手術をした辺りが痛かったので
私はてっきり盲腸の手術の跡が癒着とかしてるんだろうとばかり思って
医師にもそう言いました。
でもその医師は首を傾げながらこう言いました。
「その場所からすると、憩室炎かなぁ」

初めて聞く名前でした。
盲腸の跡が痛んでるんだ!と思い込んでいた私は医師の診断が不服でした。

その時はタケプロンという胃薬を処方されて帰宅。
そしてその胃薬で一旦は回復したのでした。

しかしそれで私の憩室炎は鎮まらなかったのです。


症状が軽減したせいで普段通りの食事を続けていたある日、また左下腹部が痛み出しました。

1ヶ月くらい経っていましたが、前回の内科へ向かったところ、なんと閉院していたので、
別の内科へ行きました。

診察してくれたおじいちゃん先生は私のお腹を押して、やはり「憩室炎でしょう」と言いました。
抗生物質を処方され「消化の良い食事を取って安静にしてください」と言われて帰宅したのですが…

この「消化の良い食事取って良い」を「食べていい」と脳内変換した私の地獄がここから始まるのです。