【今の私】 と【ちょっと前の自分】
を確認したら見つけた、
変化と成長と気づきのブログです
誰かの役に立てたらいいな～と思い
シェアしています
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自分の部屋は大好きだ
自分以外基本、人は入ってこないし
全てのインテリアは自分で選んで
いるし
だけど今の家は借り物の家のようで
私はなんか本当の居場所がない気が
していた
私は比較的最近結婚した
夫は持ち家があり、私はそこに住
むことになった
その家はまだ建てて数年の新しい家で
私の今いる部屋は、私が来る前は人は
使用していなかった
（物置になっていた）
広さも申し分なく、プライバシー
も守られているのに、私は自分の
部屋にいても本当の意味で心が
落ち着くことがなかった
そんな私の様子を見て、「場所を
変えてみたら？」とアドバイスを
もらった
私は人混みが苦手で、匂いにも敏感
狭いところも苦手な私はカフェや
満喫などの場所では寛げない・・
そしたら
「近くのホテルで日帰り
でもいいから過ごしてみたら？」と
正直、わざわざお金をかけて、
しかも日帰りをしにホテルに行くの
ってどうなんだろうと思ったけど
今まで自分の部屋では寛げなかっ
たわけだから、今まで過ごしたこ
とのない場所を試してみるのもい
いかなと思い、
職場と家の中間あたりにあるビジ
ネスホテルに週1回デイユース利用
をしてみた
そしたらすごくそれは当たりで・・
ビジネスホテルに入ってみると、
とても清潔感があり、近代的なお
しゃれな空間、静かで整った空間
が待っていた
私は静かで整っていて、おしゃれ
な空間が大好きだ
そういう場にいると、自分も整う
自分も背筋が伸びる
部屋のデスクに腰を掛けると、
デスクの上は大きなミラーに
なっていた
ミラーに映る自分をみた
少し不安げに部屋に入ってきた私は、
部屋の空気になじんでいくととも
に顔が引き締まっていった
そこに映っているのは仕事で疲れ
た私ではなく、家庭での役割を
している私ではなく
ただの私が映っていた
そしてただの私はとても凛として
いて大人の女性だった
それが一番驚いたことだ
私は自分に自信をなくしていた
職場でも仕事用の自分をやって、
家庭でも家庭用の自分をやって、
自室に戻ってもなにか自分自身に
は戻り切らないでいた
でも、ホテルの部屋の鏡に映る自
分は素の自分だった
そして、その素の私は自分が思って
いる以上に大人の女性であった
ああ、そうだ
私の本来の姿はこれだった・・
なんでもない私はこんなだった・・
あまりに役割の自分を生き過ぎて
本来の自分を忘れてしまっていた
そこから数カ月、週1回ホテルのデ
イユースをするように・・
そうして週1回の数時間、本来の
自分でいる時間をとるようになって、
自分自身というものを少しずつ
少しずつ取り戻していくようになった
今はホテルのデイユースをするこ
とも減った
自分の部屋でも、ただの自分にな
れるようになってきたから
もし自分自身に違和感を
感じるなら
本当の自分が分からなくなって
いるなら
最近笑わなくなってきたって
感じたなら
何かにがんじがらめになって
いると感じているなら
ホテルのデイユース、
非常におすすめですよ
曇りのお散歩