■腫瘍内科との面談 その2
2016年11月11日
腫瘍内科のY先生との面談の続きです。
口を挟まないように、と釘を刺されたので、ここからしばらくは先生のお話です。
Y先生曰く、これからの話は確率です。確実にこうなる、という話はできませんが、確率的にはそうだということで聞いてください、とのことですが、
まず、分かっていることは、、、
妊娠していることで乳がんの予後は関係ありません。治るかどうかなどの結果は変わらないと言うことです。
ただし、治療を遅らせると治る確率が下がります。具体的には3ヶ月遅らせると15%くらい治る確率が下がります。
妊娠初期から14-16週を過ぎた後の抗がん剤治療は、副作用の予防に使う薬を含めて行うことができます。(一部使えない薬はあるが、それは妊娠中使わないことは可能)
抗がん剤治療を行うことで、胎児の育ちが悪くなる、小さく育つなどの成長障害がでる確率は50%くらいで、機能成熟障害については正確なデータは無いが成熟が遅れると言われています。
奇形などは増えないし、妊娠出産自体のリスクもあまり変わりません。
現在は、20週を越えているので通常通り治療することがお勧めで、かつ抗がん剤治療から行うのがお勧めです。
先生のお話はまだまだ続きます。